スイーツの効用


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先月は多忙なところへ葬式が入り、その後も遠方勤務が続いたため、身体がまいってしまったのか。
いやに左眼が充血して痒く、目やにも出るなあと思ったら、結膜炎
だった。
こうしてメールを打てるくらいだから、重症ではないのだが。

よく聞かれる。
「マネキンさんって、毎日のように現場も仕事内容が変わるから仕事がマンネリ化するってことはないだろうけれど、そのぶん機転をき
かさないといけないから、ストレスも感じやすいでしょう? どうやって、発散しているんですか?」

これは、他の職業についている人同様、千差万別だろう。
カラオケで思い切り歌う人もいれば、ドライブに行く人もいる。ジムで汗を流す人も。私の知っている先輩は水彩画が趣味で、週に一度の稽古日にはしんからリフレッシュされると語る。
「画用紙に絵筆を走らせているとね、心までが、こう、きゅーっと紙の上に伸びて、走っていく感じ」。
私のように、活字に触れることで癒しを得ているタイプも、もちろんいる。

とは言え、一番多いストレス発散法は、おいしいものを食べることではないかしら。
それも、スイーツ。
理由ははっきりしないながら、甘味には人の気持ちを穏やかにする作用が、確かにある。活火山の噴火寸前のようにいきり立っている時でも、シュークリーム一つをつまんだら落ち着いた、そういうケースが実際にあるのだ。

写真は、豆乳ときな粉で作られた、トリュフ型のお菓子。
古臭ささえ感じさせる素朴な風味が、くつろぎをもたらせてくれる。