展示会の仕事

イメージ 1


一昨日の8月27日は、京都内陸部の福知山にて、展示会の仕事。

展示会とは、メーカー側が地域の食品関連の店舗従事者を招いてこれから発売する商品を直接にデモンストレーションするイベント。いわば、根回しフェスティバルね、自社の新商品を店頭に置いてもらうための。
会場は、以前は公共施設の一角を使うことが一般的だったが、近年はホテルのフロアーを貸し切るケースが多くなってきている。

私は、福知山市の展示会に参加するのは三度目。
今回は、某メーカーの鍋つゆ二種を担当した。

調理し、会場内を順繰りにまわってきた各店舗マネージャーやバイ
ヤーに、笑顔を浮かべて試食品を差し出す。
それだけでよい。
商品の説明や特徴のPR、質問に対する受け答えはメーカー営業が
やってくれる。
ある意味、ラクチン。
なぜなら、私たちの仕事で一番むずかしく気も使うのは、このセー
ルストーク。これをしなくてよいのだから、、、、、、。

展示会に出展している他社メーカーの営業さんたちとの交流も楽し
い。また、各社の新商品をいち早く知ることが出来るのも、嬉しい
ところ。
気前の良い営業さんなら、
「我が社の今シーズン限定の自信作。ぜひご自宅でお試し下さい」
などと、プレゼントしてくれる。

さらに、昼食はホテルのランチバイキング(無料)。和洋中、数多い
品目からセレクトし放題である。
デモ終了時間も午後四時と早い(スーパーやデパートの場合は六時が普通)。

ここで、フィニッシュサプライズがあるのが、展示会の通例。
「ご苦労様。うちのを使ってみてよ」
と、どーんと製品をお土産に持たせてくれるメーカーが必ずあるのだね。調味料だったり、ラーメンだったり、鍋つゆだったり、レトルト食品だったり。
何にせよ、「わーいラッキー」だわなあ。

展示会の仕事。依頼があれば、来年も受けたいと思う。

写真は、JR福知山駅内にある福知山城の天守閣の鱗瓦の復元模型。
細部に技巧をほどこした、芸術品でもある。