これからはイイコトあるよね

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今日から十一月。あと二ヶ月したら、新しい年を迎える。

「ああ、こうして歳を重ねていくんだなあ」
と、今更ながらのように認識したところで、そろそろ現実に戻らないといけない。

ハードな仕事を五日連続でこなしたあと、夫の治療院を訪れた外国の患者さんの通訳。通訳といっても、「どこが痛いのですか?」「ベッドに仰向けに(うつ伏せに)なって下さい」「どちらに動いた方が気持ちいいですか?」程度だから、特に大変ではないのだけれど、人は誰し
も、その属する文化圏のもとで育ってきているからねぇ、、、。特に西洋の人とわれわれ東洋の人の間には、健康でありたい願望は同じでもその対処の仕方に大きな差があると思う。
この日に訪れた外国のおじさんも、数日前から旅行疲れによる腹痛がおこっているからいつでもポカリスウェットを飲んでいるんだ、と話していた。
「ポカリスウェットは冷たい飲み物だから、身体を冷やす。おなかに良くない。温かいお茶を飲んだ方がいいよ」と薦めたのだが、わかってもらえたかどうか。

その翌日、台湾に。四日間、台北から台中、台南をまわった。
一歳四ヶ月の孫を連れていては、風光明媚な南国の景観を楽しめるはずもなく、振り回されてヘトヘトに疲れた。
ただ、食べ物は、アルコールやフルーツ、デザートの菓子も含めて美味しく、
「さすがは台湾」
と食べまくった。
帰国後、しっかりとそのツケがきた。

体調が回復しないままに現場に立った28日の仕事の辛かったこと。
翌日から、ひたすら静養した。
今日は、朝食も、朝食後のデザートのもなか(姉の奈良散策旅行の土産。俳句を詠むことを趣味としている姉は、句作のインスピレーションを得るため、しばしば古都に赴く)も美味しくいただけたから、もう大丈夫。
明日の仕事から頑張れそうだ。

写真は、台湾南部の高雄市にある蓮池譚に建つ龍虎塔。
龍虎とくればおどろおどろしいイメージがあるが、ここの龍虎は、どちらも巨大ながら何となく愛嬌のあるルックスで、孫も全く怖がらなかった。
「龍の喉(首)から入って虎の口から出ると厄除けになる」んだそう。
じゃ、これからはイイコトあるよね、きっと。