11月9日。ポン酢のデモンストレーションで、兵庫県南西部のスーパーを訪れた。
「ポン酢の宣伝販売があるの？ あんなの、醤油や油と同じくキッチンの必須食品なんだから、わざわざ専門の人にPRしてもらわなくてもよいのではないの？ 自然と売れるのではないの？」
いえいえ。個性化の今日日。ポン酢にも味や香のバリエーションが増え、タイプもジュレ式やスプレー式などが登場。
市場での競争は激化しているのだ。
この日のメニューはブリしゃぶ。
刺身用のブリを熱湯でしゃぶしゃぶし、ポン酢二種類をかけて、食べ比べをしてもらう。
脂身が多いぶりのねっとり感とまったり感に、ポン酢の酸味が実によくマッチし、ブリもポン酢も完売。
久方ぶりに気持ち良い仕事をした。
心配した立替金も(しゃぶしゃぶ用の肉同様、刺身用ブリもそれなりの価格はする)、幸いにもこの日の店舗が節度あるお客様ばかりで、予算内(こちらの)でおさまった。
写真は、台北(台湾)でのしゃぶしゃぶ専門店(向きがおかしいけれど、ご勘弁。なぜか端末機で投稿すると、縦長写真はこうなってしまう)。
10月の台湾旅行があまりによかったので、来年にまたリターンする。その時はぜひ台湾のしゃぶしゃぶも食べてみよう。
