マネキン(デモンストレーター)とは?

既にお話したように、先週の土日は、有名メーカー製造販売の調味酢を、京都の太秦と大阪の高槻の大手スーパーのチェーン店で紹介。

両店舗とも、試食されたうちの少なからぬ数のお客様から、「これ、テレビコマーシャルやなんかで紹介されていたから、前々から気になっていた。今回、実際に味を知ることが出来てよかった」とのご意見をいただき、「ああ、この宣伝販売の仕事をしていてよかった」と再認識した。

さて。
宣伝販売の仕事は、一般に、「デモンストレーター」、少し古い表現では、「マネキン」と呼ばれる。
デモンストレーター」はイメージしやすいとして、「マネキン」とは? と言うことになるのだが、国語辞典にも一応は載っているので、お時間がある方は引いてみて下さいな。

「きれいな服を着て、百貨店などで、商品の宣伝をし、販売をする人」。

うーん? 「きれいな服」はひっかかるにしても(と言うのは、私たちが現場に立つ時の服装は、エプロンも含め、極めて厳しく定められているから。色一つにしても、黒、白、グレーを基本に、あくまで目立たないことが鉄則)、説明自体は的を得ている。

皆さん、ふだん行くスーパーやホームセンター、百貨店(デパート)などで、見たことがない?
店内で、肉を焼いたりチャーハンを作ったりして、その味見をしてもらいつつ、肉のたれやチャーハンの味付けのもとを売っているオバサンやオジサンを?
あるいは、風船とかジップロックとか、ちよっとした景品付きで、歯磨き粉や洗剤をPRしているお兄さんやお姉さんを?

マネキンとは、こういう人を言う。

もっとも、最近はデモンストレーターと呼ぶケースが多く、仕事内容がわかりやすい点から、個人的にはこちらの普及を望むものである。

外国人の友だちにも、I'm a demonstrater と自己紹介したら、通じるからね。