痛みは分け合おう

風邪が治らない。


昨日の仕事は本当に辛かった。


12月にしては穏やかな日だと、寒気がする身ながら感じていたんだけれど、、、まあ、売場が氷のような水産コーナーだったことも、「辛さ」に拍車をかけたんだろうねえ。




それでも、昨日の担当メーカーは「現場への行き帰りにバス使用OK」のところだから、まだよかった。


使わせてくれないメーカーもあるのよ。


「経費削減の昨今です。30分以内なら歩きなさい」


と。




昨日の現場。最寄駅から、歩けば20分はかかる(自店のホームページでも明記している)。


あんなコンディションで、しかも重いカートを引いて、、、と、想像するだけでゾッとする。


いや、通常の体調でも、例えば真夏に、いくら朝の8時台とは言えカート持参で20分歩いたら、まず汗びっしょりになるし、体力の消耗も少なくないはずだ。




バス代なんて、あなた、知れたものですよ。


京都市営バスの場合は一律230円。つまり往復460円。


その金額で、バス停から3分で現場に着くとなると、デモンストレーター疲労度を考えたら、バスを使わせるのと使わせないのと、さあ、どちらがメーカーにとっても益になるでしょう?




経費削減はわかる。


ただ、その痛みを一方的に末端に位置する者だけに背負わせる現状が、もどかしい。


経費削減の痛み。


仕事を出す側も出される側も、どちらも分け合おうよ。


それでこそ、私たちも意識改革され、イイ仕事が出来る一歩となる。