酸っぱ~い、でも美味し~い。

7月27日。猛暑の舞鶴でのデモは、キウイフルーツをメインとした手作りジュース。
当初は葉野菜とハチミツも加えるはずだったが、直前になってフルーツとプレーンヨーグルトのみを使うレシピに変更となった。

キウイフルーツ(グリーン)、バナナ、グレープフルーツ(ホワイト)、そしてプレーンヨーグルトをミキサーにかけ、ガガガガー。
一、二分もすれば、とろり感のあるジュースが出来上がる。

試飲されたお客様。
大半は、まず「酸っぱ~い」と声を上げられ、次いで「美味し~い」とトーンを下げてニッコリされる。
そう、このジュースは酸っぱいけれど美味しいのだ。
きっと季節も関係しているのだろう。
苦味同様、酸味も暑い最中には美味と感じるからねえ。

これは、寿司にも言えないか。
蒸せ返るような夏の盛り、新鮮な海の幸をたっぷりと乗せたちらし寿司は、さっぱりしていることもあってまことにありがたいメインディッシュだけれど、心持ちいつもより酸を効かせた方が、舌は喜ばない?
寿司ばかりではない。
ぬたも、酢の量を多めにした方が、この時期は箸が進む。
カラダが、季節に適応せんと、酸味を求めているのだね。

写真は舞鶴名物の一つ、天橋立田舎ちらし寿司。
地元ではごく一般的なローカル寿司で、町のスーパーで気軽に買えるのが嬉しい。
他のちらし寿司に比べて酸味は特に強くないものの、甘味は控えめで、あっさりとした風味。
暑さで食欲がなくなりがちな夏にこそ食べたい。

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