少し遅いバケーション

昨日から大阪に住む孫たちがやってきて、我が家の少し遅いバケーションが始まり、終わった。

初日は、まず京都伊勢丹で開催中のエリック・シーガル(「腹ぺこあおむし」などで知られる絵本作家だ)展を見、午後は我が家の近くの鴨川で川遊び。それから焼肉パーティ、花火、銭湯と一連のイベント。
翌日の今日は、大阪の万博公園内のニフレルまで出かけ、魚や動物との触れ合い。
これが我が家のバケーション。

夫婦水入らずでどこかに旅するわけでなし、女友だちと温泉にゆっくりつかるわけでなし、一人のんびり山歩きをするわけでなし、限りなく日常の延長に近い、何ということのないバケーション。
まあ、でも、大半の人のバケーションってこんなものだろうな、程度の差こそあれ。

それに、私だって、子ども時代の夏休みに行った母方の実家で、盆と正月と冠婚葬祭の時にしか会わない従兄弟従姉妹たちと生活や遊びを共にすることは、ある意味で旅行をしているようなものだった。
例えば、井戸で冷やしておいたスイカを、いつもとは違う面々が混じる皆で食べる。
これだけで、十分に異次元体験なのである。

まあ、あの頃は周りはみな似たり寄ったりだったからねえ、、、。
少なくとも、決して豊かではなかった。

某市の小学校教員をしている娘の話によれば、いわゆる中産階級姉弟がメインである公立学校においてすら、夏休み休暇に、ハワイやグァム、あるいは北海道や沖縄に行った行かないだのの話が飛び交うとか。

うーん? 時代の流れか?
話す子どもたちは、決して自慢するとか、そういう気持ちはないだけに、少し考えさせられる。

写真は、今日行ったニフレルで食べたワニカレー。

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