すっきりしたとは言いがたいながら、昨日ゆっくり休んだこともあって、夏風邪症状は落ち着いてきたので、気分転換に近所の理髪店に行き、シェービングをしてもらってきた。
シェービング。はい、顔そりですよ。
顔そり。女性の中には自分でしている人がけっこういるのではないか。
かつての私もそうだった。
ところが、ウルトラがつく手先の不器用さに加え、美容のセンスもないものだから、いつもメチャメチャ。
シェービングにムラがあり、何より、眉の形がいつも不揃い。
ひどい時には、片方の眉毛がほとんどなくなってしまったことがあった、、、両眉をバランスよく揃えようと何度も剃刀で修正した結果、そうなったのだ。
子どもの頃から、あやとりや折り紙を通して、普通の人よりうんと不器用なことはわかっていたはず(でも、編み物や刺繍は大好き。とは言え、ダイスキ、それだけ。完成した帽子やマフラー、テーブルクロスを見れば、やはり不器用なことがよくわかる)。
眉をきちんと整えるのは、それなりのテクが必要だから、よせばよかったのにねー。
10年近く前か。
当時、住んでいた家の近くのショッピングセンターにビューティーフェイスという名前だったかな、チェーン形式の理容院がオープン。
その時に宣伝スタッフにもらった販促グッズのティッシュとともに渡された「女性施術者による、、、(中略)お化粧のりが違います」云々のチラシを読み、「ああ、これぞ我が求めていた理容院」と感じた。
と言うのは、理容院=「散髪屋さん」に女性が入るのは、少し勇気がいることだったからだ、、、少なくとも当時は。
さっそくそこに行ってシェービングして眉も整えてもらったところ、大満足。
その時、素直に思ったのだ。
人間には得手不得手がある。
苦手なことはお金を払ってプロに任せたら良い。
そのお金は、自分が得手とすることで稼いだらええんやと。
それに、シェービングって、本当に一皮剥いたみたいに顔色が明るくなるよ。
残念ながら、そこのリビヤスは撤退してしまったので、現在では、いわゆる町の散髪屋さんにシェービングに通っている。
時代の変化。
そこかしこにある散髪屋さんにも「女性シェービング」のコースが設けられているのは、嬉しい限り。
明日から、また、頑張ろう!