スーパーを遊び場とする子どもたちの背景

昨日、かつて仕事をしたアミューズメント型スーパーで会った、ネグレクト(育児放棄)されている子どもの記事を書いた。
今日は、ネグレクトと言うほどではないものの、広い意味でとらえたらネグレクトの一歩手前にいるかも知れない子どもたちについて述べたいと思う。
見かけたのは、やはり都心にある、大型スーパー。

季節は三月末。私は、冷凍食品の宣伝販売でその店を訪れていた。
仕事を始めてまもなく、私はあることに気がついた。
「一人、または子どもだけでつるんで店をウロウロしている小学生が多いな。店内の大型テレビを見たりエスカレーターで遊んだり無人試食をつまんだり。春休みで時間があるから? でも、この子たちにも親や祖父母はいるはずで、、、一緒に来ていないのかな?」。

昼食時。社員食堂で隣り合わせた、馴染みのパートさんに私は疑問をぶつけた。
すると、彼女は即座に言い切った。
「春休みを子どもらだけで過ごさせてる親がいてんねん、、、金だけ渡してな」
「ん? どういうことですか?」
「朝、仕事に出かける時、親が千円かそれくらいの金を与え、これで朝ごはんも昼ごはんもおやつも何とかしいやと言い聞かせる。ま、いろいろな家庭があるでな。子どもが春休みであろうと何であろうと仕事を休めない家庭もある」。

はあ、それはそうでしょうね。わかります、、、重々。
でも、くだんのパートさんの次のセリフは身につまされた、、、私にも似た体験があるだけに。
「生活のため、昼も夜も働いている親もいる。うちの娘の同級生のお母さんも、一人親ということもあるのかな、昼は弁当屋で働いて夜はコンビニに勤めているそうや。こうなると、自分自身が時間的にも心理的にも体力的にもゆとりがないだけに、料理を作る気力も起こらず、結局は子どもに金を握らせてこれで、、、となるケースが多いんとちゃうかな、、、ホンマはそうしたらアカンと頭ではわかっていても」。

ううむ???
スーパーを遊び場とする子どもたちの背景。
こんなところにも、格差社会の弊害がちらつく。