個人の能力や頑張りを評価するシステム

今日は大阪の下町で栄養ドリンクのデモ。
予報通りに「アジサイよりヒマワリにふさわしい真夏日」になったことも影響したのか、試飲数も売上も季節の割には上々だった。

この栄養ドリンクは実は販売しにくい商品。一般のそれに比べて値が張るからだ。
そのぶん、気合いを入れないといけないし、説明も丁寧にしないといけないから、毎回毎回エネンギーを使う。

長年デモンストレーターをしているから、まあ、こんなことは慣れているが、こういう商品のデモと、誰が担当しても一定数は必ず売れる商品のデモのギャラが同じというのがねえ、、、。ちょっと引っかかるよ。
同業者に、ドラッグストア専門に健康茶だとか青汁だとか黒酢だとかの健康食品のデモばかりまわされて嘆いている人がいるけれど、気持ちはすごくわかる。

彼女がそのような仕事ばかり振られるのは、結婚前に看護師をしていた関係で医療知識に我々よりは詳しいというスキルを買われてのこと。
ならば、そのスキルに対価を払わないといけないわなあ。
他の凡庸なデモンストレーターとギャラが同じであってはいけない。

現行では、「能力がないデモンストレーターの方が同じギャラで楽な仕事をまわされ、結局はトク」という構図が出来上がっている。
士気をそがれているデモンストレーターも多いはず。
個人の能力や頑張りを評価するシステムが必要だ。