デモンストレーターはカラダを使ったコピーライト~雑学力をつけよう!

遠方勤務が続き、とうぜん「美しい日本の田舎」に触れる機会も多かったことが幸いしたのか、写真のようなハードな本も読めるほどの気力は回復した(もともと古本だったが、隙間時間に夢中で読んでいるうちにボロボロになった)。

それにしても、私って活字が好きだなあ。
冗談抜きで、本がない生活なんて考えられない。かなり以前に、「私は、ほろ酔い加減にさせてくれる低アルコール飲料、本、そしてものを書くことが出来る環境、この三つさえあれば、極端な話、他には何もいらない」と、あるサイトに書き込んだことがあるが、これはあながち誇張ではない。

そもそも、私の販売スタイルの特徴の一つに「雑学」があると思っている。
雑学。
デモンストレーターの仕事に全く関係がないようで、どうしてどうして。
担当商品にまつわるほんの少しのエピソードを販売トークに加えるだけで、お客様のデモンストレーターに対する印象も商品に対する認識も変わる。

例えば、南アフリカ共和国産のグレープフルーツを担当した時、グレープフルーツの特徴もさることながら、それを育んだ南アフリカの気候や自然環境に関する事柄もPRしたら、お客様に南アフリカ共和国をよりリアルに感じて頂くことが出来(一般の日本人は南アフリカ共和国についてさほど知らないか、知っていてもかつてのあのイメージを引きずっている場合が多い)、売上アップにつながった。

視点を変えれば、私たちデモンストレーターは、「自分のカラダを使ったコピーライト」。
雑学はあって困らない。

その雑学力を身につける方法の一つが、読書だ。

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