野菜嫌いの子どもが美味しく野菜を食べるには?

写真を見て欲しい。
これば、先だっての日曜日、京都府内の某市のローカルスーパーで実施した、Y社の麺つゆをPRするための試食品。
何のことはない。通常のぶっかけ麺に蒸したナスビを乗せ、薬味を振っただけ。

「何のことはない」これが、しかし、いざデモンストレーションに入ると、すごく好評だったのだ。
理由は、主に子ども(または孫)連れのお客さんが
「ナスビが嫌いな子どももこうすると食べる」
と喜んだこと。
ちょうど、このデモの少し前に実施した「人参とあげの炊き込みご飯」が、「絶対に人参を食べない我が子が人参をパクパク食べた」と感激され、大評判だったように。

一般に、子どもは芋類以外の野菜が好きでない。風味に特有のアクがあるからだろう(そのアクこそが野菜の美味しさでもあるんだけれど)。
プラス、ウィンナーやハンバーグに比べると、どうしてもたくさん噛まないといけない。そのことが、口腔や歯がまだ未熟な子どもにとっては負担になっているのかも知れない。

とは言え、親としては、健康の面からも野菜はしっかりととって欲しいよなあ。
そこで、細かく切ってカレールウやシチューに加えて煮込んだり、果物と一緒にジュースにして果糖の甘味で野菜をとらせたりするんだが、炊き込みご飯の具材の一つにしたり、こうして麺類のトッピングに利用するのもテよ。

もっとも、一番効果があるのは、自らの手で野菜を作ることかな。
土に触れることが出来ない環境にいる人はベランダ栽培で十分。キュウリなりミニトマトなり、ぜひ子どもと作ってみて欲しい。
実った野菜。子どもは必ず食べる。

そうして野菜に慣れたら、機会をとらえ、ぜひ子どもに採れたての新鮮野菜を食べさせて欲しい。
あのですね。
野菜を敬遠する子どもって、もしかして、採れ採れの野菜を味わったことがないんじゃないかと思うんですよ。
あの美味しさ!
一度知ったらやみつきになるはず。

イメージ 1