強すぎる冷房

昨日の宣伝販売の仕事は、久方ぶりに「あおいくま」(あせるな。おこるな。いばるな。くさるな。まけるな」を体現できた、「楽」と言うか、売上も含めた全ての要素でパーフェクトなデモンストレーションだったのに、帰宅するや疲れがどっと出て、夕食後は早々に風呂に入って寝てしまった。

我が家からは近距離の現場だったし、なぜこんなに疲労を感じるのか自分でも不思議だったが、一晩眠って体力を回復した今、原因がわかる。
冷房だ。

冷房も過度になると身体にダメージを与える。
昨日の現場。カーディガンなしでは売り場に立っていられないくらいだったから、冷房度はかなり強いのだろう。
なのに、売り場を離れてバックヤードに下がれば、今度は真逆の熱風が全身を襲う。
その寒暖差。
還暦を過ぎていなくても、カラダにこたえるわー。

買い物をしているお客様のほとんどは夏服で、中には「寒い寒い」と身をすくめている人もいた。
もっとも、それだけ温度を下げなければいけない理由が店舗側にはあるので、ここはお客様にはご負担にはなるだろうけれど、買い物の際には何か羽織られることをおすすめする。

そもそも、冷房自体、本当はあまり良くないのよ。そりゃ、そうでしょう、冷房は「作られた涼しさ」だもの。不自然そのもの。

なーんて、冷房なしでは過ごせない、現在のニッポンの夏。
打ち水や風鈴やすだれなど、伝統の避暑術を見直しつつも、そこにハイテクの力も借りて、夏を元気に乗り切りたいものだね。