健康酢のお話

今日は、滋賀県中部のまちで、冷やし中華のデモ。
このテの担当は、正直、楽だわあー。麺類が嫌いな人は少ない上、試食メニューが時期的にぴったり。
しかも、麺類は主食にもなるので、どちらかと言うと「ないと困る」部類に属する品。
「あってもなくても、どちらでもいい」あるいは「なくても困らないけれど、あったらいい」品、例えば健康酢などとは違うのだ。

その健康酢を、先週の土曜日にデモした。
午前中は、お客様数がイマイチだったこともあり、売上はさっぱり。
幸い、午後から動き始め、特にブルーベリー味は最終的に完売した。
まあ、今日(こんにち)では、ほとんどの人は知っているからねえ、、、健康酢の効能(味が好きか嫌いかは別として)。一時のいささか狂乱じみた健康酢ブームは去ったけれど、「酢はカラダに良い」との見解は、皆の意識に定着した。

もっとも、一度きりながら、ほんの1時間ばかり一緒に健康酢のデモをご一緒した某メーカー営業の偉いさんによると、「(健康酢を販売し始めた)最初の頃は情けないほど売れなかった」そうな。

わかる気がする。決して飲みやすいものではないし、健康酢の性質上、しばらく続けないとその効能はあらわれないから、購入価値がわかりにくいからだ(私の周囲を見渡せば、健康酢を飲みはじめて便秘が解消した人や肌が潤った人、疲れにくくなった人、、、などなどがいる。いずれも半年間以上飲み続け、じわっと症状が改善したとか)。

「全く売れなかった健康酢が、テレビで取り上げられてからというもの、風向きが一度に変わって、、、。そこへ、藤原紀香みたいな有名女優も飲んでいるとPRされ、まずは女性の関心を集めたんです。きっと、健康酢を飲み続けた自分のイメージが、藤原紀香を通してある程度は掴めたのでしょうね、、、。いや、あそこまではいかないにしても、少しは近付けるのではないかと」。

ふうむ、、、、。

ともあれ、「売れる」のは、メーカーにも店舗にもラッキーだね。