物産展は観光PRにもなる。

一昨日に続いて、昨日も催事(イベント)関連の仕事。
もっとも、近畿に迫り来る台風20号の影響で、3時間も早い目に切り上げたけれど。

多数のメーカーが集まり、ある種お祭りめいた独特の雰囲気の中で進められる催事場でのデモは、一般のデモとは異なる楽しさがあることは、前の記事で述べた。

とは言え、催事に出店するメーカーは、準備といい資金といい、それなりに大変な面があるのよ。
ここいらは業界秘密も絡んでくるので、もう少し整理した上で、ぼかしてお伝えしたいと思っている(そうせざる立場、わかって下さいな)。

そんな中、ただ一つ明かそう。
催事イベントの中で「物産展」と銘打っているもの。これには、時にその「物産」を提供する地での観光関連機関が、「後援」の名のもとに絡んでいたりする。

どうしてだか、おわかり?
例えば、あなたが「沖縄物産展」に出かけて沖縄の名産物とされている沖縄蕎麦やら海ぶどうやら黒砂糖やら、その他諸々を食べ歩いたとするよね。
その過程で、あなたの記憶には、物産展での体験から得た「沖縄」のイメージが刷り込まれるはず。
それが、何かの拍子で
「沖縄に行ってみたいな」
となる可能性は、多いにある。

昨年の暮れに韓国を一人旅する夢をみて、娘の後押しも加わった上で、お一人様海外旅行デビュー先として韓国を選んだ。
振り返れば、これも仕事で韓国関連の物産展にたびたび参加し、数多くの韓国人と関わってきた結果だと思う。