低所得でも幸福な老後~健康体で1日でも長く働く

ひときわ暑くてきつかった2018年の夏。
終わったね。
もっとも、本当の意味での「夏の疲れ」は、涼しくなりかけた時にこそあらわれるので、ホッとするのはまだ早いのだが。

8月は20日間現場が埋まっていて、うち1日はデモ実施の前日に急遽キャンセル(ギャラは保証される。ここいらホテルのシステムと同じ)となったので、実質労働日は19日。
酷暑もあり、身体へのダメージは半端ではなかったが、懐は潤った。ま、こちらもそれが理由で仕事を受けたのだし、、、ボーナスや退職金などには無縁な非正規雇用労働者ゆえ年金はまことに心もとなく、かつ、貯金も極端に少なけれぱ親から受け継いだものもない我が家のような所帯では、とにかく「稼げる時に稼いでおく」というワークスタンスは必須なのだ。

逆にとらえるなら、ここにこそ、「低所得でも幸福に老後を迎えることが出来る」キイが隠されている。
それは、健康な身体でなるべく長く働き続けること。1年でも、いや1日でも長く、である。
そして、その状態を楽しむこと。つまり、仕事にコントロールされるのではなく、自分仕事をコントロールするのだ。こうすれば、自分の仕事は自ずと好きになる。

1日のうちの大半を費やす仕事が好きとなれば、収入に関係なく、それはそれはハッピーな毎日が送れる。
「イヤァ、今の仕事、私は全然好きではない。生活があるから働いているだけ」
とおっしゃるあなた。もう一度胸に手を当て、じっくりと考えて下さい。
人間の心身は正直である。あなたがあなたの仕事を真実キライでキライでたまらないのなら、ココロとカラダはとっくに音を上げ、あなたはそこ(今の職場)にいませんて。

ついでに、仕事を好きになるコツは案外と簡単なもの。これについては、別の記事でヒントを紹介したい。

ただ、注意しなければならないのは、仕事時間といい内容といい、くれぐれも現在の自分のキャパシティを超えてはならないこと。
この8月、私が(肉体的に)とても辛かったのは、60代であるにもかかわらず働き盛り世代と同じ働き方をしてしまったことにある。

シニアにはシニアならではのワークスタイルが。
無理をしてはいけない。

そのためには、生活の縮小ないし整理も、念頭にいれないといけないね。