そういう人はそういう人

昨日の投稿の中で
「そういう人はそういう人」
と書いた。
これ、いいコトバね。
なぜって、「お前とこ(その日のデモ担当商品を発売しているメーカー)のしょーもないヤツを置いてやってるんやから、一個でも多く売らんかい!」みたいな態度をとる勘違い店舗関係者にも、ちょっとした落度にも噛み付いてくる悪質クレーマーにも、仕事を発注する側にばかりいい顔をして実際にカネを稼いでくる現場の人間の言い分には全く耳を傾けない、これまた勘違い派遣会社社員にも、オールマイティに対応出来るから。

「そういう人はそういう人」。
そうなんだ。
人は人を変えることは出来ない、、、基本的に。
だからって、高度な専門教育を受けトレーニングも積んでおられるであろう心理先生がおっしゃるように、
「相手に対して自分が変わる」
なんてこと、出来っこない。少なくとも、人間が出来ていない(=大人になりきっていない)タイプには、非常に難しいことだ。

だからつぶやく。
「そういう人はそういう人」。

実はこのコトバ、何年か前、百貨店に入り込んだ某乾物店の店長に直々に言われたコトバなのだ。

その時、そこでドライフルーツを試食していたマダムに、
「試食している途中、他の人が試食していてこぼしたのを踏んだ。私の靴が汚れたじゃないの。アナタ、責任とって(私の靴を)拭いてよ」と、ニュッと足を突き出された。
それを見て、店長は、小さな、だが落ち着いた声で言ったのだ。
「そういう人はそういう人」。
そして、マダムの要望に沿うよう、アルコールスプレーとキッチンペーパーを私に渡した。

「そういう人はそういう人」。
今後も、このコトバ、幾度となく使い続けるのだろうか。