今日の昼食。パイナップルとハムをトッピングしたピザとサラダ、アイスコーヒー(ブラック)。
この店に入ったのは、店頭に置いてあった看板を見て、興味をそそられたから。
2色のマジックで手書きされた、レタリングもレイアウトコピー(広告文案)も別に凝っていない、ごく平凡なつくりながら、どこかに温かみを感じたのだ。
看板ごしに店内を覗き見すれば、あらあら、倉庫かと思えるほどの素っ気ないインテリア。
「これはこれは。どんな店かな?」
と、ますます関心は高まった。
とは言え、問題はピザの大きさ。食が細い私は、サイズによっては残してしまうことになる。
店内に足を踏み入れ、まず
「ピザはどれくらいの大きさ」
と尋ねると、カウンターで作業をしていた女性ではなく、そのご主人らしい白人の男性が出てきて、手で宙に丸を書いて教えてくれた。
それが、写真のピザ。
ピザも美味しかったが、アイスコーヒーが素晴らしかった。特に香り。
「冷たいコーヒーでこんなにイイ気分になったのは、何年ぶりだろう?」
コーヒーの余韻に浸りながら、記憶の糸を手繰り寄せたものだ。
今日の売上がとても良かったのは、この昼食も関係しているね、間違いなく。
「美味しいものを飲んだり食べたりすると、人は幸せになります」
とは、私がデモンストレーションしている時によく発する宣伝に文句。
まさにその通りで、それどころか、現在や未来に向かい合うパワーすらも与えてくれると思う。
だから、我々の仕事も含め、「食べ物」にかかわる仕事をしている人は、もっともっと胸を張ってよいのだ。