料理を数字で表すこと

「高価だが美味」なイメージで知られる某社の調味料を宣伝販売していた時のこと。お客様の1人に、こう言われた。

「おたくのホームページのレシピコーナーをみると、よくご飯300gとかエリンギ20gとか、こんな書き方してはるね? これって、私らみたいな普通の主婦には、すごくわかりにくいよ。料理作る時、いちいち(材料を)計ったりせえへんもん。せめて数字の後に、カッコをして、お茶碗何杯とかエリンギ何センチとか、説明を添えてくれたら嬉しいなあ」

ご意見ごもっとも。
私も、以前から、材料の量を数字で表すことに疑問を感じていた。
これって、栄養士目線?

とは言え、量も含め、料理材料を数字で表すことは、私たち宣伝販売の仕事でも大いに恩恵を受けているのよ。
だって、お客様に説明しやすいもの、、、。
「この味付けは、醤油はどれくらいで、みりんは?」
なんて聞かれた場合
「ハア、それはお客様のお好み。適当になさって下さい」
と答えるのと、
「醤油大さじ一杯、みりん大さじ半分」
と、具体的に示すのと、どちらが説得力があると思う?

料理を数字で表す。
便利なんだが、家庭の主婦には、やはり具体的なフォローが欲しいよね。