キャラメルに思う

今日は、大阪府内の住宅街で、キャラメルのデモ。

キャラメルとくればチョコレートと並ぶ子どもの大好物のお菓子、、、と言うのは昭和の話で、現在では、キャラメルは決して不人気ではないにしろ、グリコのあのランニングおじさんに象徴されるオセオセモードは、もはやない。
ま、これだけたくさんの種類のお菓子が巷にあふれていればねえ、、、。

では、かつてキャラメルに親しんだ、ズバリわれわれ還暦以上の世代にはどうなのか?
これまた、意外に敬遠されるのだ。
理由の一つが、歯にネチャネチャとくっつくこと。
歳をとると歯が弱くなるケースが多いから、そりゃ、なるべくなら避けたくもなるわなあ。

もっとも、キャラメルを舌の上で転がし転がし、たっぷりの唾液でゆっくりと溶かしていけば、歯の害にはならないよ。
それどころか、口中に広がったキャラメルの甘味は、時間が経てば経つほどまろやかさを増し、まるでエコーのように余韻を引く。
これは、時間をかけて味わうからこその醍醐味ね。

となると、あんな小さな一粒で長いあいだ我々を楽しませてくれるキャラメルは、実はとても贅沢なお菓子ではないだろうか?