二番目の我がウリは「雑学力」

今日は兵庫県高砂市でしゃぶしゃぶのデモ。我が京都からは少し遠いのだが、そのぶん手当はつくし、しゃぶしゃぶだから業務も難しくないし、楽しんで仕事をして来よう。

昨日の続きといこう。
デモンストレーターとしての我が「ウリ」。一番目が「元気の良さ」だとしたら、二番目は何か?
私自身は、僭越ながら「雑学力」だと思っている。

雑学。別になくては困るというものではないのに、状況によっては話題に華を与え、輝かせる。料理に例えたら、祝い鯛に添えられている紅白の飾りみたいな存在だ。
よって、この雑学をデモンストレーションにうまく取り込むと、セールスであるがゆえにどうしてもマニュアル的な色合いを帯びてしまうトークを、一味も二味も変えることが出来る。

例を出そう。
皆さんは、北海道産の乳製品のデモンストレーションを見たことがありませんか?
その時、「いらっしゃいませ」「美味しいですよ」のお決まり言葉と共に商品特徴を連呼しているだけのデモンストレーターと、北海道の広大な風景を連想させるセリフをトークの端々に散りばめたり、ちょっとした知識(「乳製品にはカルシウムが豊富に含まれており、このカルシウムは骨粗鬆症対策の他、気持ちを落ち着かせる効果も期待できる」など)をも伝えているデモンストレーターと、どちらが印象に残りますか?

子どもの頃から読書が好きだったこともあり、私は、雑学力にはけっこう自信がある。
それは、生来の手先の不器用さや要領の悪さを十二分にカバーしてくれるのみならず、実際に販売するにあたっても大きな武器となってくれている。

写真は、下鴨神社内にある鴨長明の庵のレプリカの側にあった立て札。
雑学は、書物ばかりでなく、こういう箇所からも得ることが出来る。

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