他のデモンストレーターが置いて帰ったゴミはどうしますか?

昨日、仕事を終えて試食台を元の位置に返そうとしたところ、不意に何か軽いものに蹴躓き、あやうく転ぶところだった。

その「何か軽いもの」の正体たるや?
汚れた試食カップとやはり汚れたスプーンが入ったゴミ。商品の袋やラベルも入っていて、そこから察するに、アイスクリームのデモを担当していたデモンストレーターが作ったゴミだとわかった。

「これ、どうしたのかな?」
すぐ近くにいた他社のデモンストレーターに訪ねた。
「さあ、、、? 片付けるのを忘れたか、わざと放ったらかして帰ったか」
と彼女。
「ううむ、、、。放ったらかしてではないんじゃないかな、、、そこまで非常識なデモンストレーターはいないと思う」
「それがいるんですよ、今日日の若いデモンストレーターの中には」

はあ?
ま、事の真偽はどうあれ、プラス、その日の現場での担当部署(精肉とか青果とか)や派遣会社も違えど、同じデモンストレーターがしたこと。
こちらで片付けてあげることにした。

「放っておいたら?」
と、先の彼女。
「本人のためによくない。店からメーカー、メーカーから派遣会社、派遣会社から本人に注意がいき、そこで初めて気がつく。怒られたら、身に染みるやろ」

確かに。
それを承知で、やはり私は顔すら知らないデモンストレーターが(故意にしろ、そうでないにしろ)置いていったゴミをゴミ庫に運んだ。
理由は
「私たちデモンストレーター全体の印象が悪くなる」
からだ。

同じことを、イオンの某店で会ったイオン専属デモンストレーターの1人も話していた。

「私たちイオンデモの人間は、他のデモンストレーターより終了が1時間遅い。だから、その時点で他のデモンストレーターが置きっ放しにしていったゴミがわかることもある。そんな場合は、私たちのゴミと一緒にそれも片付けてあげている。店からみたら、デモンストレーターデモンストレーターだもの。みんな変わらないんよ」

つまり、1人のデモンストレーターのために、残りのデモンストレーターもその1人の人と同じに見られるのが我慢ならないというわけだ。

この考え。
どうなのだろう?
ゴミを片付けずに帰った本人を反省させるためには、そのまま放っておいた方がよいのかも知れないが、、、。

写真は、昨年のバースデイ一人旅で訪れた友ヶ島で見た藪椿。

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