もっとも、担当したファンケルの青汁はサンプル三箱使って売上は三十五個。
過去最高。
これは意外だった。
いうもの「随分と開けた」(泉佐野に住む仕事仲間の話)らしいが、それでもまだまだ田園地帯。自分
たちで食べるくらいの野菜は自分たちが持っている畑で作っているという家が多い。
こういう場所では青汁は売れないと言うのが、これまでの定説だった。
それが、この結果。
お客様と話をしていると、幼児をかかえたお母さんでも働きに出ている人が少なくないとわかる。
パートタイムでも、仕事が終わるのは、午後三時頃。それから、保育所に子どもを迎えに行き、帰
宅後に様々な雑用をこなし、夕食のしたくにとりかかる。
これって、けっこうしんどいよ。
当然、調理に時間と手間がかかることが多い野菜系は敬遠されてしまう。
でも野菜が不足すると身体によくない。
ここいらあたりの事情に青汁が食い込んだ。
そんな感じの売上だった。
がんばって来よう!