2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「洞窟オジさん」(加村一馬 著)を読んで。

「こんな人生もあるのだ」。 名前は忘れたけれど、某映画評論家が1973年公開の映画「パピヨン」のレビュー冒頭に書いた言葉。これを、そのまま、この本の冒頭に私的に捧げたい。 終戦翌年の1946年8月末期に群馬県に生まれた、著者、加村一馬氏。都市、田舎を…

高齢者は薄味好みとされてきた理由の1つに、運動量の低下がある。

先週末の土曜日は滋賀県中部にある24時間営業の総合スーパーで機能食のデモ。昨年からSNS上でも話題になっている、調理法も見た目も限りなくインスタントものに近いながら、肝心の味や栄養素もおろそかにしていない。つまり、簡単に作れるけれど、カラダのこ…

「高年者は薄味を好む」は本当か?〜煮卵の宣伝販売から考察する

この日曜日の2月11日(建国記念日。祝日だ!)は、大阪府と奈良県の境目にある某市のスーパーで、煮卵のデモ。かなり苦戦したものの、完売した。「やったぁ」と、自分で自分をほめてやったね(自画自賛?)。 もっとも、その3日前の木曜日にも、奈良県に近い場…

「お芋、お芋、みんな大好き、お芋」は永遠。

ちょうど1週間前の今日は、滋賀県中部の近江八幡市にある大型店で、焼き芋のデモ。 大盛況で、面白いほど売れた。 焼き芋自体のデモは初めてだが、その原材料であるさつまいものデモは何度か体験している。 試食品は、レモン煮だったり、薩摩汁だったり、そ…

職業生活には旬がある?〜シニアが働き続けるキイは総合的な人間力

自身の銀行員生活を赤裸々にえがいた「はみ出し銀行マン」シリーズを書いた横田濱夫氏は、著書内で、こう書いている。 「野菜じゃないけど、あるんだよね、銀行員にも旬が」 ううむ、、、旬ねえ、、、。 「働き盛り」という言葉もあるからなるほどとも感じな…

身分証明書のゆるい職場が最後の砦となる人もいる。

私がまだ高校生から大学生だった頃、テロ組織による企業爆破事件が連続しておこり、その容疑者の1人とされていたS・Kらしき男性がこのほど亡くなったニュースは、本題をそれたある別の面でも、我々の口をあんぐり開けさせるにじゅうぶんなものだった。 それ…