#食べ物

日本人が美味しいと感じるお米には、一定の共通点がある。

(注)11月11日に書いた記事。 どうこう言っても、お米は日本人の心の故郷。1957年生まれの私が子どもだった頃に比べると、パン食は比較にならないくらいに普及した(しかもパンそのもののバリエーションも豊かになってきている。私の少女時代には、少なくとも…

自分で野菜を作るようになると、野菜の値段を安く感じる

翻訳家のさくまゆみこ氏(上の絵本も同氏の訳による。画像はhyakuahomori.co.jpより)は、コロナ禍を機会に、都会を離れて木曽の山中に移住。現在は空き家だった小さな家に住み、広い畑を借りてじゃがいもや枝豆やきゅうりなどを育てている。 そのさくま氏、エ…

だしをとるのは面倒な作業?〜だし入りみその盛況から考える。

(注)10月16日に書いた記事。 みそ業界の大手マルコメみそが、だし入りみそ「料亭の味」を発表したのは、40年前の1982年。きっかけは、ある主婦からの「おたくのみそで作ったみそ汁が美味しくない」とのクレーム。話を聞けば、この主婦はだしをとらずにみそ汁…

甘味を強いめにすれば子どもに受ける煮物になるが、今度は糖分を摂り過ぎるリスクが。

(注)10月11日に書いた記事。 振り返れば、煮物系のデモは、けっこう体験しているなあ、、、クライアントはほとんどが出汁やつゆなどの調味料メーカーだけれど、なかには青果系の団体だったり組合だったりするケースも。 このうち、子どもにも人気だったのは…

子どもは煮物が苦手、は思い込みか?

(注)10月10日に書いた記事。 発酵学の権威で食に関する洒脱なコラムでも知られる小泉武夫氏が、著書「食と日本人の知恵」(岩波書店)の中で書いておられた。 「煮物はそこにあるだけで落ち着く気がする。ごぼうとにんじんの煮染を見て、思い出のない人がいる…

ゆず皮の需要の減少から、日本の食生活の変化を考える。

(注)10月7日に書いた記事。 ゆず皮の話を続ける。 どこにも売っていないので自分で作ろうと思ったゆず皮。が、肝心のゆずそのものも時期的に店に置いていないので困っていたら、自転車で7、8分走ったところにあるイ○ミヤで、ゆず皮を見かけた。 ああ! やっ…

ゆず皮はなぜ販売されないのか?

(注)10月6日に書いた記事。 私の思い過ごしかしら? 最近、ゆず皮を扱う店が、とみに減っていっている気がする。 ゆず皮。 茶碗蒸しに、塩辛と共に奴のトッピングに、大根や芋の煮物に、にゅうめんの具材にと、何かと使うことが多い。 なのに、扱っているス…

店で売られている食品のほとんどは家で作れる。

(注)9月20日に書いた記事。 まず、写真をごらんいただきたい。 これは、一昨日、連続仕事を終えた私が帰宅途中に寄ったコンビニで見つけ、 「どんな味だろう」 と買ってみた、梅味のうずら卵。 味は良く、レモン酎ハイのつまみにもピッタリだったが、、、食…

アタマで無理やり納得させる食事療法とは?

(注)6月17日に書いた記事。 明日から、また連続仕事。 しかも、このご時世には珍しく、試食を伴う。 いや、ご時世ではなく、コロナ禍にも慣れ、「With コロナ」の観点から、それなりのライフスタイルが確立しつつあるのかも知れない。 5月15日と16日、進行性…

麹を糖分代わりに。

(注)5月26日に書いた記事。 整理してみた。 なぜ、重篤な病(大腸癌)を患った夫の治療食に付き合えばストレスがたまるのか? もともと、野菜と豆中心で、動物性蛋白質は主に卵と乳製品で撮る、ネオベジタリアンの私なのに。 原因は、わかっている。 糖分。 夫…

食事制限を抱えた人でも外食が楽しめる店、増えて欲しい。

私は、いわゆる「飲食店」というところには、待ち合わせや時間潰しでドリンクを飲む以外では滅多に入らない人間だが、これには理由(わけ)がある。 1つは、価格。 もう1つは、量。 価格については、言うまでもないから、説明は省略。 量については、ズバリ、…

昔は、みんな、自然主義でオーガニックな暮らしをしていた。

先だっての記事で、 「自然主義やオーガニックは、それ自体は決して悪いことではないのに、露出が過剰と言うか周囲にアピールし過ぎると、SNSでもアナログでもウザいと敬遠されてしまう」 と書いた。 その流れで 「どうしてそう思われてしまうのか?」 との…

自然主義やオーガニック自慢をする人は、SNSでもアナログでもウザい!

(注)5月15日に書いた記事。 今日は奈良県の大型スーパーで仕事。昼休憩時、プライベートな買い物のために売場を歩いていて気付いた。「ごくごく平均的な人が買い物に訪れるこの店でも、野菜をはじめとするオーガニックものがけっこう置いてあるなあ。何年…

インスタント・コーヒーのお話

「俺とお前とマックスウェル」。 このコピーにノスタルジーを感じる方は、恐らく50代も半ば以降になっておられることと思う。そして、そのマックスウェルのCMソングであった「ハロー・ミスター・サンシャイン」を、パンチが効いた歌声で歌っていたのが、東京…

厳しい食事制限はあっても旅は出来る、国内でも海外でも。

この4月から京都と高野山を結ぶ直通高速バスが開通。来月か再来月、これを利用して夫と2人、高野山を訪れようかと思案している。宿坊付きで1泊2日の予定。 ぶっちゃけ、電車を乗り継ぐよりずっと楽に行ける。何より、宿坊なら食事は精進料理だから夫の病にも…

現代人は砂糖を摂りすぎている?

「砂糖厳禁(蜂蜜や麹甘酒などの代替品はもちろん、果糖があるから果物もダメ)」の夫の治療食がスタート。 糖分なしなんて、炒め物や焼き物、蒸し物などはわかるが、煮物はなあ、、、。 まあ、やるっきゃないというわけで、煮物系料理の第一作目として、試行…

山菜もアクを抜かない〜アクも風味のうち

3月22日に大腸検査を受けた結果、肛門近くに多くのポリープがみとめられた夫の最終報告が、今日ある。すなわち、良性か、悪性(ガン)か。 夫は、悪性だと判明したら、治癒率95%と言うガン患者の会に加入し、徹底した玄米菜食をすると語る。 もう本人に任せよ…

週1ヴィーガン

「週Iヴィーガン」実施3回目。とある1点を除けば、快適そのもの。ま、もともとタンパク質は乳製品と卵があれば満足なタイプだったこととも関係あるんだろうけれど(これに、たまの寿司や造り、大衆魚の煮付や焼物があればさらに満足)、あまりに調子がいいので…

日本人が好む米は、「ふっくら」「もっちり」「しっとり」の湿潤3要素が含まれる。

恐らく甘いスパイスが効いたチリ産赤ワインの効能もあっただろう。昨日の午後と夜は熟睡することが出来、2日間の寝不足からくる頭痛と倦怠はどこへやら。さわやかな朝を迎え、クリアリーな脳も取り戻した。 ここへきて、あらためてみとめた。「3月2日に宣伝…

幸せだな、小さなことだけれど。

我が京都市には、区域によっては、未だラッパを鳴らしながら豆腐を行商して回るおっちゃんがいる。この豆腐が、もう感動的な美味しさなの。豆そのもののコクが違うのだ。 感動的な美味しさと言えば、数年前、大阪南部の漁師町で仕事をした帰り、最寄駅に向か…

ヴィーガン食って、けっこうおなかがすくのね。

昨日の消化不良による胃痛(攣るのだから並の痛さではない)の後遺症が残ったまま、さあ、「週Iだけヴィーガン」(業界?用語では、パートタイムヴィーガンとも言うらしい)スタート。 豆乳、昆布と椎茸で出汁をとった味噌汁(具は人参、あげ、椎茸、えのき茸、わ…

週に1日はビーガン

ワンシーズンに1度の割で訪れる腹痛に悩まされた1日だった。 吐瀉物の内容から、単なる消化不良であることは、以前から明白。 ただ、痛みは「単なる」を超える。 胃が攣っているのが、はっきりわかる。 攣るたび、脂汗が出るほどの痛みが襲う。 おさまってか…

お客さんとのやりとりの中で「郷土料理」に触れるのも「旅」だ。

一昨日に書いた記事で「旅の楽しさの醍醐味が非日常なら、業務を通じて直に地元の人と触れ合うことが出来る宣伝販売の仕事は、立派に旅だ」と書いた。 それを実感出来るのが、お客さんとのトークの中で、そこの土地ならではの料理、すなわち郷土料理について…

無題

(注)11月14日に書いた記事。 昨日の記事で、一般に今時分に食べられる栗ご飯や芋ご飯は、もとは米の不足分を補うために考案された、と書いた。そして、栗や芋だけではない、米以外の雑穀や野菜や乾物などを炊き込んだ、俗にいう「かてご飯」もそうだと。 か…

栗や芋の炊き込みご飯のデモから〜庶民の知恵と底力。

(注)10月13日に書いた記事。 毎年のように、8月も20日を過ぎた頃には栗ご飯のもとの宣伝販売を請け負い、その度にささやかながら季節の変動を感じていたものだった。「陽射しはまだまだきついけれど、秋は日一日と近づいているんだなあ」と。 9月に入り、日…

麦や雑穀の宣伝販売から〜「貧乏人は麦を食え」だって?

(注)10月11日に書いた記事。 麦や雑穀の宣伝販売について書く前に、まず亡父が語っていた、このセリフから紹介したい。 「兵隊の生活はよかった。3度3度米の飯を食わせてくれたから。家では麦飯ばかりだった」。 そう! 大正13年生まれの父が若かった頃、小…

米の宣伝販売から考える〜ブランド米が人気だが、かつて白米は誰でも食べられるものではなかった。

(注)10月9日に書いた記事。 米の販売にまつわる話を続ける。 一世を風靡したテレビドラマ「おしん」の中に、こんなシーンがあった。大好きな祖母が危篤だと聞いたおしんは、奉公先から現在でいう「特別休暇」と米一斗をもらい、実家に帰る。祖母への見舞いの…

かまどで炊くご飯

(注)10月6日に書いた記事。 昨日は5歳になる真ん中の孫の運動会。片道ざっと3時間をかけて大阪府へ。気温は高かったが、秋の大空のもと、かけっこに、ダンスに、器械体操に、日頃の頑張りを披露する子どもたちの声が園庭で炸裂した。 さて。 一昨日の記事で…

「魯山人の食卓」(北大路魯山人 著)

(注)10月4日に書いた記事。 書家、画家、篆刻家、陶芸家、料理家、、、と、さまざまな顔を持ち、おのおのの面で「美」に生きたマルチ芸術家、北大路魯山人の、これは「食」にまつわるエッセイ(1930年から53年にわたって書かれた)を集めた書。どの項も、いか…

加齢による運動量低下で、以前ほど体が塩分を求めなくなった?

(注)10月3日に書いた記事。 我が家でパスタを作る時は、水量に対して1%の塩量、わかりやすく述べるなら1ℓの水に10gの塩を入れて茹でるのが定番だった。 それが、ここ数年は、その分量では麺をしょっぱく感じるように。そこで0.7%に押さえていたのだが、昨晩…