2022-01-01から1年間の記事一覧

寄り添うと言うこと。2022年の我が体験から考える。

2022年もあと数時間で終わり。 皆さんにとっては、どんなお年だった? 我が家の2022年は、夫の大腸がん発病から始まり、入院、手術、と激動の年だった。 幸いなるかな。10時間半にも及んだ手術後の経過は順調で、落ち着いた後は仕事や趣味などの日常を取り戻…

何年ぶりかで湖北(滋賀県北部)地方で仕事〜ころなかの爪痕。

(注)12月7日に書いた記事。 今日は、湖北(滋賀県北部の呼称)方面で仕事。少なくともコロナ禍発生以降には、この地にある店舗にはどこへも訪れていないから、ざっと3年か4年ぶりか。 京都からJRで北上していくと、近江八幡を境に窓枠を流れる風景が微妙に変わ…

夫の障害者手帳交付、認められた。

(注)12月6日に書いた記事。 昨日、直腸と膀胱のダブルストーマとなった夫が申請していた、障害者手帳交付が認められた旨の封書が、役所から届いた。 11月2日に書類提出してから、おおよそ1ヶ月経っての交付。手術を受けた病院側からも「申請して、最低で2ヶ…

「黒衣の女〜ある亡霊の物語」(スーザン・ヒル原作、河野一郎 翻訳)

(注)12月5日に書いた記事。ら "The Woman in Black"(Aushor Susan Hill, Translator Ichiro Kono) 邦題「黒衣の女〜ある亡霊の物語」(原作 スーザン・ヒル、翻訳 河野一郎) 基本的に怖がりで、幽霊や化け物が出てくる怪談はもとより怨念に満ち満ちたタイプの…

障害者手帳交付を申請して1ヶ月

(注)12月2日に書いた記事。 12月1日から仕事復帰した夫。ダブル・ストーマ着用者になったからとて、それを交換する手間がかかるだけで、あとは特に支障はきたしていないとのこと。 まずは、「よかった!」の一言である。 もっとも、この交換が、いぜんとして…

障害者手帳交付を申請して1ヶ月

(注)12月2日に書いた記事。 夫の障害者手帳交付を申請して、今日で1ヶ月。区役所の福祉課の説明では障害認定の可否はおおよそ2ヶ月前後かかるらしいから、認定されてストーマ代補助その他の特典を受けられるようになるのは、まだまだ先のことになりそうだ。 …

「シェフ 三つ星フードトラックはじめました」(2014年、アメリカ)。

(注)12月1日に書いた記事。 邦題「シェフ 三つ星フードトラックはじめました」(ジョン・ファブロー監督、2014年、アメリカ)。 (あらすじ)ロスの高級料理店でシェフをつとめるカールは、有名グルメ評論家の来店に、自信がある、自らの創作料理を出そうとする…

食べられなかったものが食べられるようになると、世界が変わる〜糠漬けのエピソードに寄せて。

(注)11月30日に書いた記事。 夫の、入院手術を受けた病院とは別に通っている漢方診療所での診察に付き添い、今そこの待合室にいる。 狭い部屋に漂う、恐らくは漢方薬の素材となっている草の匂い。 これは、現在65歳の私が、小学校に上がる前にちょくちょくお…

糠漬けに思うあれこれ

(注)11月29日に書いた記事。 子どもの頃は大嫌いだった糠漬けが食べられるようになったのは、たまたま就いたこのデモンストレーター業が私にもたらした功績の1つだろうか。 とにかく、あのニオイが耐えられなく(昔の糠漬けは、はっきり言ってクサかった。そ…

高額の立替金を伏せての仕事依頼〜こんなん詐欺に近いやん。

(注)11月29日に書いた記事。 昨日の午前中、複数登録している派遣会社の1社から、電話がかかってきた。仕事打診だった。 口頭で内容を確認し、「これなら」と、依頼を受けた数分後に、派遣会社がが送ってきたメールに添付されていたファイルを開いて愕然。 …

日本人は昆布を取り過ぎ?〜ヨード要素の怖さ

(注)11月26日に書いた記事。 現在(いま)、私は真剣に悩んでいる。何にって?昆布に、である。 我が家では、椎茸や煮干し同様、主に出汁を取るために使っている昆布。その一応の役目を終えた後ももう一働きしてもらいたく、佃煮に、煮物に、煮豆に、酢の物に…

天職と感じていた宣伝販売の仕事だが、、、。

現在37歳の娘がお腹にいた時の話だから、1984年。某テレビ番組で、こんなイベントが行われた。 20代の男女5人とその母親の計10人がスタジオに集合し、母親たちにはスタジオ内に設置したキッチンで、豆腐だけの味噌汁を作ってもらう。もちろん、子どもたちに…

真ん中の孫が夫のために染めたバンダナ

勤労感謝の日である今日、娘一家が訪ねてきた。 真ん中の孫が染めた、じいじのためのバンダナ。 夫も巻いて大喜び。 大腸がん同様、原発の前立腺がんもステージ2だった。 希望はある。

大腸がんのステージ判明。併発していた前立腺がんのステージは?

夫の手術退院後、初めての外来診察。 もちろん、妻の私も付き添っている。 心配された、がんを患った部位部分の周辺リンパへの転移はゼロ。 よって、大腸がん自体のステージは2A。 再発率は10%から15%。 以上の理由から、抗がん剤治療はオプションとなり、受…

療養者がいる家庭に、やりくり記事は参考にならない。

値上がり続出の昨今。それを反映してか、ネット上の主婦向けサイトには「食費〇〇円で1ヶ月やりくりする方法」なんて記事がさかんに載っている。 ぶっちゃけ、低所得層の我が家も、その中身には大いに、いや、状況が状況だけに、「大いに」をはるかに超えて…

ストーマ〜食欲と食事量のバランス

大腸がんで10時間半もの手術を受けた夫が退院して、今日で12日目。まだまだストーマの扱いには、注意が必要ね。昨夜も、異変に気がついて深夜に目が覚めた時には、排便パウチの方が風船みたいに膨らみ、パンパンだったとか。 何より腹痛。料理好きな夫は、昨…

ババを引いてしまった〜人生は最期までわからない。

(注)11月15日に書いた記事。 自らのがん闘病を公言しているミュージシャンの坂本龍一が、インタビューで、「若い頃は、暴飲暴食や徹夜など、ムチャをしていたが、中年以降は周りに健康オタクと呼ばれるくらいに身体のことには気をつけていた。その自分ががん…

仕事より「日常」の回復〜がん手術退院後。

(注)11月15日に書いた記事。 11月も半ばを過ぎた今日、12月に予定されている仕事は、今のところ7日。経済面を考慮すれば、あと3日は欲しいが、まあ、もうヨシとしようか、今年は。 それより、夫婦共々、少しずつ「日常」を取り戻すことに力を入れよう。 10時…

まだストーマに慣れていない。

(注)11月14日に書いた記事。 直腸がんを患った夫が、肛門と前立腺および膀胱を摘出する手術を受けた夫が退院して、今日で1週間。 リハビリで歩行と階段の上がり下り、プラス腸と膀胱につないだ2つのストーマ(人工肛門と人工膀胱)交換も自力で出来るようにな…

悲しみや苦しみは当事者になってわかる〜その人の気持ちに寄り添うこと。

(注)11月12日に書いた記事。 50代の終わり頃より、くしゃみやセキをすると、その反動で尿漏れをするようになった私。 ある時、ひどい風邪をひき、絶え間なくくしゃみとセキが出、トイレに間に合わなくなり、そこにいたるまでの廊下に漏らしてしまったことが…

日本人が美味しいと感じるお米には、一定の共通点がある。

(注)11月11日に書いた記事。 どうこう言っても、お米は日本人の心の故郷。1957年生まれの私が子どもだった頃に比べると、パン食は比較にならないくらいに普及した(しかもパンそのもののバリエーションも豊かになってきている。私の少女時代には、少なくとも…

ここ半年間の疲れが一度に出てきた。

(注)11月10日に書いた記事。 一昨日は、大阪府内北部で、ブランド新潟米の新米のデモ。販売数も、 「爆発的」 とまではいかないにしろ、よく売れた。 嬉しいねえ、、、。 デモ中、あらためて感じたこと、多々。 アップしようと思いきや、昨日は頭も身体も重…

自分で野菜を作るようになると、野菜の値段を安く感じる

翻訳家のさくまゆみこ氏(上の絵本も同氏の訳による。画像はhyakuahomori.co.jpより)は、コロナ禍を機会に、都会を離れて木曽の山中に移住。現在は空き家だった小さな家に住み、広い畑を借りてじゃがいもや枝豆やきゅうりなどを育てている。 そのさくま氏、エ…

仕事を「出す」側と「もらう」側、立場は対等のはず。

(注)昨日に書いた記事。 さて、土曜日の仕事の件。日にちが迫った今なお、指示書も資材も届かない。そもそも、販売商品を使って何を作るかも不明。 派遣会社に火曜日に電話をかけ、今回の仕事を派遣会社にまわしたエージェント、Aに聞いてもらったら、そこの…

現場を知らない人間が、なぜ現場を管理するのか?

大手家電に吸収合併された某老舗の家具会社元社長。実は店頭に立って家具を販売したことは1度もないそうな。このことと関連があるのか。「店に入ってきたお客様には、お客様側からアプローチがあるまで、店員は話しかけてはいけません」などとトンチンカンな…

フルーツ・ティー

(注)10月29日に買いた記事。 爽やかな秋晴れの昨日。京都府内の大型スーパーで、フルーツ・ティー(ペットボトルタイプ)の試飲販売。 日中は気温が高かったこともあり、飛ぶように試飲が出て、売上もそれに比例した。最近のデモンストレーションにしては珍し…

自営業者は「仕事を休む」即「収入減」となる。

(注)昨日に書いた記事。 明日、明後日と、連続仕事。 やはり、手術を受けた夫が落ち着くまで仕事を休めばよかったと思う、今日この頃。 入院中の夫から「あれ持ってきて」「これ買ってきて」とのリクエストははいたしかたないとしても、その他の細かい雑用が…

雑用に振り回され、1日が終わる。

夫が手術して明日で1週間。 お陰様で術後は順調なのだが、ここへ来て、「夫が日常を取り戻すまで、(私の)仕事は受けない方がよかったかな」との気持ちにもなっている。 病院関連をはじめ、他にも細々した雑用がとてつもなく多く、それだけで、「私、今日1日…

障がい者手帳を受けるということ

午前中、夫の入院先に差し入れ。ついでに、夫の入院(19日)と共に提出した、障がい者手帳を受けるための医師側からの書類は、というと、「また先生に書いて頂いておりません」と言う。 ん? なぜ、こんなに遅いの? 夫が入院する前からネット検索をかけ、術後…

美容も健康も、表面だけとりつくろっても効果はない。

朝風呂に入り、味噌汁を飲んあとにウトウト。 かなり元気になった。 体調がよくないことは、倦怠感と共に全身がやたら痒く、顔、特に口周りに吹き出物が複数出ていることからも明らかだよ。 そもそもお酒が美味しくないし。 何だか、胃が重いのだ。 いや、酒…