仕事を「出す」側と「もらう」側、立場は対等のはず。

(注)昨日に書いた記事。

 

さて、土曜日の仕事の件。日にちが迫った今なお、指示書も資材も届かない。
そもそも、販売商品を使って何を作るかも不明。


派遣会社に火曜日に電話をかけ、今回の仕事を派遣会社にまわしたエージェント、Aに聞いてもらったら、そこの社長、
「僕も知らないんですよ。エージェントのBがうちに仕事を持ってきたし、指示書や資材はそこがデモンストレーターさんの自宅に送ることになっていますので。Bに聞いてもらえますか、エヘヘ」。


あまりに無責任な発言ではなかろうか。
社長はBに聞く義務があるし、派遣会社は、Aにもっとバシッと言う責任がある。


実は、これと似たことが日曜日の現場で発生し、現場にいるデモンストレーターだけがすべての責任を負って走り回らねばならず、それでも業務をどうにか終え、疲労困憊して帰宅した。


派遣会社によると、Bなるエージェントは、
「とにかくやることが遅い。いつもギリギリで行動する」。
それをあらためてくれるよう提言しても、常にモゾモゾ。


結局、BもAも
「コロナで仕事が少なくなった中、こちらは仕事をとってきてお前ら派遣会社やデモンストレーターに回してやっとるんや。ガタガタ文句を言うな! こちらは仕事を出す立場。お前らはもらう立場やがな」
のスタンスでいるのだと思う。


何よ、これ?
確かに向こうは仕事を「出す」立場で、私たちは「もらう」立場。
出してくれる側が存在しなければ、もらう側も存在しない。
でも、そのもらった仕事を実際にこなしてフィードバックしているのは、他ならぬ私たちだよ。
どちらが上か下かではない。立場は対等のはずだ。


こんなケース、他の業界でも多いんだろうな。
親会社と子会社、大手企業の下請け、その他。
で、こういうノラリクラリなところほど、予期せぬハプニングがおこっても、課題は末端にいる現場の人間に丸投げするのだ。