予期せぬ当日の仕事依頼には特別手当を

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先週の今日は、本来ならオフのはずが、昨日の午後、派遣会社から電話がかかってきて、オンに。
会社によれば、
「急な仕事が入ってきた」
とのことだが、実際はその仕事を受けていたデモンストレーターが何かの都合で行けなくなり、その代理かも知れないな。
よくあることだ。
「明日、出られない? 予定していた人がインフルエンザになってもうて」
とかね。


前日なら、まだいい。
当日の場合もある。
「悪いけれど、これから〇〇店の△△店まで行ってくれへん? 担当者が気分が悪くなって仕事が出来る状態ではないねん」.


こちらの方は、正直、嫌だね。
だって、今日はオフだからと、オフなりの過ごし方を楽しみ、くつろいでいる最中なのだ。
映画だとか、ショッピングだとか、女友だちとのランチだとか、ファンであるスターのコンサートだとか。
そんなリラックスモードが、たった1本の電話によって豹変し、張り付いたものになってしまう。


それでも、派遣会社はデモンストレーターに電話をかけまくり、人材を確保せねばならない。
いかなる理由があるにせよ、決められた時間内はその場にいるべきデモンストレーターがいないということは、現場に穴を空けることと同じ。
メーカー側にペナルティを支払わないといけないからだ。


先日の日曜日にトマトの宣伝販売で入った現場でも、デモンストレーターの1人がのっぴきならぬ事情があって午前中だけで現場を抜け、入れ替わりに別のデモンストレーターが来た。


「とつぜん(デモンストレーター派遣)会社から電話がありましてね。大急ぎで出発しましたが、それでもここまで2時間かかりました」
と、交代した彼女は言った。


「まあ、こんなこともありますよ。気持ちを切り替えて、頑張らにゃ」
と、笑う彼女。
その笑顔に、以前から抱いていた疑問が鮮やかに浮かび上がってきた。


こういう当日の交代劇には、少なくとも交代してくれたデモンストレーターには特別手当を出さないといけないと思わない?


交代してくれ側は、リラックスモードから突如お仕事モードに入り、大急ぎで着替えて準備をし、現場に向かうのだ。
ストレスは決して小さくない。
特別手当は、そのストレスに対するせめてもの慰安であり、デモンストレーターへの感謝料だ。


写真は、まいど、我が3人目の孫。