遠方の現場と距離手当

今日は奈良の生駒に行く。京都市内の自宅から、歩く距離も入れて、1時間40分ほど。
近くはないが、遠いとも言えない。
実際、これくらいの時間なら、立派に「常識内通勤圏」だ。

なのに、繰り返すが、デモンストレーター派遣会社の元人選コーディネーターの話によると、この1時間40分の交通時間でも、(仕事を振ると)ブーブー言うデモンストレーターが少なくないとか。

ふうん、一週間に1度か、せいぜい2度行くだけなのに、これってねえ、、、。
とは言え、調理器具一式が詰まったカートを引いてその距離を移動するのは相応の負担を伴うのも、また事実だ。

「けっきょく距離手当の額が問題なんですよ」。
同業者の1人が語る。
「メーカーや代理店によっては、自宅から現場までかかる距離に比例して距離手当が払われるから、そういうところの仕事は受けても不公平感はないけれど、一律にしているメーカーや代理店もありますよね。それってねえ、、、。自宅から片道30分かかる現場に行くのも片道3時間かかる現場に行くのも距離手当は同じ額なんて、そりゃ遠方を振られたら行くのは嫌ですよ」。

確かに。
ここいら、派遣会社はもっと交渉して欲しいと思う。
そもそも、現場で働くデモンストレーターなくして、派遣会社も代理店も成り立たないのだから。

さて。
今日の生駒の現場。生駒観光の名所の一つ、生駒聖天の大根炊きで使われる味噌があったら買って帰ろうかしら。
デモンストレーターになってよかったと思うことの一つに、仕事絡みではあるが、現場に赴く先々でその地の美味しいものを味わえるということがある。

写真は、和歌山県高野山
過去、こと地にあるスーパーでの仕事も打診されたことがある。

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