「シェフ 三つ星フードトラックはじめました」(2014年、アメリカ)。

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(注)12月1日に書いた記事。

 

邦題「シェフ 三つ星フードトラックはじめました」(ジョン・ファブロー監督、2014年、アメリカ)。


(あらすじ)
ロスの高級料理店でシェフをつとめるカールは、有名グルメ評論家の来店に、自信がある、自らの創作料理を出そうとする。が、オーソドックスなメニューにするようにとのオーナーの指示を受け、渋々したがう。
評論家はツィッターで酷評し、カッとなったカールは、まだ慣れないツィッターで評論家に汚い言葉で反論。しかも、再来店した評論家に食ってかかる様子を、その時に店にいた客の1人に動画でとられて拡散され、店をクビになったばかりか、どこからも雇ってもらえなくなる。


失意のうちに、元妻イネスの勧めで、イネスとカールとの間に生まれた息子のパーシー(離婚後はイネスと暮らしている)の3人でフロリダのマイアミに。そこで、キューバ・サンドイッチを食べて美味しさに感動したカールは、これをフードトラックで移動販売することを思いつく。
かくして、カール、パーシー、さらにカールの元同僚のマーティンも加わって、サンドイッチ・トラックは発進したのだった、、、。


心温まる名作。画面に登場する多くの料理(食いしん坊なら観ているうちにお腹が鳴ってくるほど)およびそれらを介しての人と人との交流を通じて、身近な者への愛情や友情をも、今一度かんがえさせられる。


尚! ストーリーの進行に合わせて挿入される音楽も、料理の描写同様に素晴らしい。

 

画像は、ソニー・ピクチャーズより。