アタマで無理やり納得させる食事療法とは?

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(注)6月17日に書いた記事。

 

明日から、また連続仕事。

しかも、このご時世には珍しく、試食を伴う。

 


いや、ご時世ではなく、コロナ禍にも慣れ、「With コロナ」の観点から、それなりのライフスタイルが確立しつつあるのかも知れない。

 


5月15日と16日、進行性大腸癌を患う夫と2人、和歌山県高野山での宿坊体験を楽しんできた。

 


短い時ではあったが、写経、瞑想、精進料理、おつとめ参加、護摩炊き参加などなど、初めて寺で過ごすことを、どちらも楽しんだ。

 


プラス、果物の加糖をも含む糖分は一切ノーの禁止を破り、団子だのわらび餅だのヴィーガンケーキだの食べ、それらの甘味にホクホクしている旦那の笑顔。

こちらも救われたよ。

 


栄養学をも含む医学的にはどうか知らないが、糖分を摂り続けた旦那の脳にはアドレナリン出まくりで、これが免疫力アップにつながる可能性は、、、ひいては癌完治の可能性は、ない?

 


治療食は相応の理論があり、多くの臨床実験を経て生まれたもので、その過程を思えば、はなから否定する気はないんだけれど、、、うーん、どうなんかな、

「まずいなあ、まずいなあ。でも、これも治療の一つなんだよね。我慢せにゃ」

と、食べる側に無理やり「アタマで」納得させたものを実質「食べさせる」食事療法なんか、効果あるんだろうか?

 


写真は、高野山の山椒専門店で食べた、山椒トッピングのソフトクリーム。

これを提供している店で、旦那は、特製わらび餅を食べたのだ。