「お芋、お芋、みんな大好き、お芋」は永遠。

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ちょうど1週間前の今日は、滋賀県中部の近江八幡市にある大型店で、焼き芋のデモ。

大盛況で、面白いほど売れた。

 


焼き芋自体のデモは初めてだが、その原材料であるさつまいものデモは何度か体験している。

試食品は、レモン煮だったり、薩摩汁だったり、そして今回と同じ焼き芋だったり。

 


焼き芋の場合はトースターを使ったものだ。

さつまいもをアルミホイルで巻き、片方15分、もう片方も15分、計30分かけてじっくりと焼く。

簡単だし、本当にホクホクに仕上がるのだが、いかんせん30分に1本の割でしか焼き上がらないから、試食を求めるお客さんに十分な数を提供できないわなあ。

プラス、次から次へと芋を焼き続けるためにはトースターは常に作動していなければならず、その点もちょっと不安だった、、、ほら、トースターって長時間使っていると、発火する危険も、頻度は少ないながら、ないことはないんだよね、、、。

 


そこへいくと、スーパーやコンビニ内に設置してある専用焼き芋機でお店の人が焼いてくれたのを一口大に切って味をみていただくというのは、試食効率と安全性、どちらの面からもヨイわけだ。

 


何といっても、専用機で焼いた焼き芋は風味が違う。香りや食感も含め、真実、芋本来の素朴な美味を堪能できる(もっとも、それだからこその専用機なんだし)。

 


ふと、気がついた。

「キッチンカーでまわっていた焼き芋屋さんが減った」

と。

そう、ちょうど、スーパーやコンビニが焼き芋販売をスタートさせた頃からだ。

まあ、販売場所もあるんだろうけれど、キッチンカーの焼き芋とスーパーやコンビニの焼き芋は、味はともかく、価格は違うからねえ、、、スーパーもコンビニも200円台が一般的だもの。

 


販売形式は異なれど、焼き芋を好む人間の嗜好と味覚は変わらない。だいたい人の舌なんて、基本的に保守的なものだ。

それを前提に、

「お芋、お芋、みんな大好き、お芋」


は、永遠なんである。

 


写真は、当日の現場の所在地であったJR近江八幡駅の階段にえがかれたイラスト。近江八幡の観光名物の1つ「水郷めぐり」もしっかりとPRされている。