ガーデニングに考える。

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振り返れば、私が中学2年から3年にあがる春休みの頃、ラジオからよく流れていた曲の1つが、カントリー歌手ジョー・サウスが作詞作曲し、同じくカントリー歌手リン・アンダーソン(女性)が歌った、「ローズ・ガーデン」だった。

 


(抄訳)
ごめんなさい。
安息の日々を約束したわけじゃないの。
陽が照っている時も少しは雨が降る。
あなたにローズ・ガーデン(永遠の繁栄を意味する)を約束したわけじゃないの。
(略)
一緒に人生を歩んで、2人とも出来るうちに楽しい時を分かち合いましょうよ。

 


なかなか意味深な歌詞の上、メロディ的にもカントリー・ジャンルに属しながらポップ・フィーリングも満点の軽快なこの歌、
「日本ではカントリーは流行らない」
とのジンクスを、見事に覆した。


さて。
ガーデンの話題が出たついでに。


ガーデン、いわゆる庭がないなりにプランターや鉢でさまざまな草花を育てて楽しんでいる我が家。
考えてみたら、バラを栽培しようと思ったことは一度もない。
バラだけではない。蘭もぼたんも百合も。
これは、仮に庭があっても変わらないと思う。


咲かせてみたい花は、農家であった父方の伯父宅の庭先で揺れていた百日草とか、自宅の庭に学研の雑誌「科学」の付録についていた種を撒いて思いがけず大きくなったヒマワリとか、通っていた小学校の花壇に所狭しと咲いていたマツバボタンとか、そういう、どこか日向くさくい「庶民的」(?)な花ばかり。
見ていると、郷愁を感じ、ほっこりするんだな。


面白いものである。


写真は、リン・アンダーソン(wikipediaより)