天職であるデモンストレーター業への「最後のご奉公」と「挽歌」

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(注)昨日に書いた記事。

 

今日から5月。すなわち、一年のうちの半分近くは過ぎてしまったことになる。
今さらながら時間(とき)が経つ速さを感じる、と言うか、その速さ自体が加齢と共に増しているようで、切なさも実感する。


ところで、仕事に行く先々で、その店のパートさんとかお客さんの中で、わがデモンストレーションを見てこの業界に興味を持つ人がいたら、販売や営業の体験を持つ人に限り、登録派遣会社4社のうちの2社を紹介している。
何人かは登録してくれて、活躍中(私は自分の名前は明かさないが、彼女たちが派遣会社に問い合わせた時点で「この店でコレコレを売っていたデモンストレーターさんに紹介された」とその人が言うと、自然とわかるみたいだ。くだんの派遣会社2社からはどちらも「ご紹介ありがとう」のお礼メールが届いた)。


3月最終週と4月第1週。喘息と花粉症で目一杯苦しんだ。
それを、サプリなり食事なり生活習慣なりで対応できる情報も欲しくてSNSに書き込んだら
「喘息にしろ花粉症にしろ、よほどでない限り命にかかわるわけじゃないでしょ。重篤な病を抱えている私にしてみれば大した病気じゃないよ。しんどがっているのが、笑えてくるね」
云々と揶揄してきた輩がおり、正論であるだけに我がメンタルはダメージを受け、肝心の症状も苦しさに拍車が。


「そいつ、そんな発言をして、もしかして、ココロをやられているんとちゃうか。病気の軽度重度に関わらず、虫歯でも何でも、病気はしんどいもんや」
と怒った、がんを患った夫。
そうだよね、、、。


喘息も花粉症も主治医に話した結果、処方してくれた新薬が幸い我がカラダにフィットしたみたいで症状がおさまったけれど、暖かくなると、今度は恒例(?)のアトピーが始まった。

 

もっとも、こちらは、医者もクスリもなしの塩浴療法でほとんど改善し、今後もそうだろう。


だとしても、いつまで仕事が出来るかなー。


冴えない人生を送ってきた私が、初めて、その冴えない人生体験をも商売上のネタに出来るデモンストレーター業に出会い、自己肯定感が持てた。
しかも、デモンストレーターの世界。状況に応じて融通がきくし、仮に失敗してもリカバリーOK。
つまり、良く言えば寛容、悪く言えばルーズなのだか、ここは日本に根強く残っている悪しき慣習である「減点主義」への抗議も含め、良い方を取ろう。


ともあれ、歩んできた人生の体験そのものを活かすことが出来るデモンストレーター。シニアにピッタリな仕事ですよ。


主に体力的な理由でだんだん仕事が出来なくなりつつある私にとって、やる気のある人にデモンストレーターの魅力を紹介し、デモンストレーターになってもらうことは、ある意味で「お礼奉公」であり、仕事への「挽歌」。


別に9回裏の大逆転を狙っているんじゃない。
デモンストレーターという仕事を、正当に、もっと皆に知って欲しいのだ。


写真は、3人の孫。