冷凍食品のデモは冷気がツライよ

繰り返しになるが、さる1月22日のデモは冷凍食品。基本的に調理は不要で、したがって味の微調整も必要ないから楽と言えば楽な案件なのだけれど、意外や、我々デモンストレーターの間ではけっこう敬遠される面もある、、、特に秋冬の間は。
理由は、ズバリ、底なしの冷気。

機会があれば、一度、業務用冷凍庫に入ってみられたい。
何なんでしょうね、一歩足を踏み入れるや、ゴーッと唸る機械音と共に全身に襲いかかる、まるで刃物で突き刺されるような冷気。
それは、剥き出しになっている顔面の皮膚を鋭く打ち据え、四肢の感覚をも即座に麻痺させてしまう。
品出しのため、ほんの数分間冷凍庫に入っていただけで、半端ではない体力を奪われてしまうのだ。

売場で冷凍食品をデモしている我々は、やや緩めたあの独特の冷気を、長時間にわたって浴びているようなもの。
わかるでしょ? 買い物で通りかかるだけでも、冷凍食品売場って不自然に寒いと感じるでしょ?(不自然なのは、ま、「作られた冷気」ゆえね)。

確かにここ数年は保温性に優れた下着や靴下、衣料が次々と開発され、昔よりはずっとマシになった。
それでも、冷えないわけじゃないからねえ。

冷凍食品売場の冷気に比べれば、屋外の冷気は、低温は低温なりに何と爽やかなことよ!
清々しさや凛々しさすらある。

もっとも冷凍食品を作る工場で働いている人たちは、あの強烈な冷気をもろに浴びながら作業をしている。
次回は、その話をしよう。

写真は、桐灰社の「足の冷えない不思議なくつ下」。
我々の仲間にも愛用者は多い。

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