復調は早過ぎた。

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復調は思い込みだった。やはり、早過ぎたのだ、山歩きまでは。
ツケはしっかりきた。

先週の金曜日。頂上までは行かなかったものの、標高500mほどの地にある休憩所(ベンチが置いてある)まで登り、二時間ほど読書。

見渡す限りの木、木、木。緑、緑、緑。土、土、土。
向き合う動体は、己のみ。
風の歌を、時折、不気味に感じる(写真から想像されたい)。

それだから、五感がとぎすまされて集中力が高まり、拾う語句の一つ一つが血肉に食い込んできたのだけれど、ああ、余計な「水」までも取り込んでしまった。
傷めていた左膝の先端に、浮腫が生じてしまったのである。
明らかに水がたまっている。

足を使い過ぎたね。
さしたる痛みはなく、日常に不都合はなくても、腫れていることに変わりはない。
膝を動かすたびに、ガクガクと音がするのも、不愉快。
次の山歩きは、この症状がおさまった後だ。