アッケラカンとした試食魔
「あの人、まだいるのかな?」。
滋賀県のある地域での仕事を受けるたび、私の脳裏には、
ある一つの思いが横切る。
繰り返す。
「あの人、まだいるのかな?」。
あの人とは誰か? 先にあげた滋賀県のある地域では、我々デモンストレーターや店舗関係者の間では知られた、現役の(!)試食魔。
私とは、デモンストレーターの仕事を始めて以来のお付き合い(?)。
彼は、しかし、先の投稿であげた「ホームレス」でも「下流老人」でも「ビンボーニート」でもない。ちゃんと勤めを持つワーキングマン。しかも、その職種たるや、相応のスキルを要するもの。
そんな彼が、なぜ試食魔になったのか?
ううむ、、、?
ただ、このおっちゃん、試食することにアッケラカンなんだよね。
またもや繰り返しになるけれど、
「ワシは客や。店がタダで提供するものをタダで食べて(つまり試食しても買わないとハナっから決めている)、それで買わんかったとして、何が悪い?」
この発想で動いているんだよね。
こういう試食魔さんには対処のしようがないよなあ。
それに、どこか憎めないし。
写真は、JR能登川駅内の時計台。