試食魔について、もう少し。

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試食魔についての話題を続ける。

その前に。
一般に「試食魔」と呼ばれる人間を、あなたは実際に見たことがあるだろうか?
あるとしたら、それはどんな人だった?

ホームレス風?
下流老人風?
ビンボーニート風?

あなたは、こう答えるのではないか?

「ーん、そんな感じの人もいたけれど、逆に割と金持ちっぽい人もいたなあ、、、こぎれいななりをして、ブランドのバッグを下げていたりして」。

ハイ。その通り!
試食魔はみすぼらしい方ばかりではありません。
ここいら、万引き常習犯と同じ。

それに、上にあげたホームレス風や下流老人風やビンボーニート風の人たちが、仮に見た目通りの状況に置かれていても、全員が全員、試食魔になるわけではない。
と言うことは、やはり、試食魔と呼ばれる人は、大なり小なり、何らかの形で「心を病んでいる」可能性が高いのだと思う。

もっとも、極めて「あっけらかん」とした試食魔もいるよ。
「ワシは客や。客が、店がいかがですかと提供しているものを食べて、それで買わんかったとして、何が悪い?」
とばかりに開き直っているのだ。

このタイプの試食魔を、次回でご紹介しよう。

写真は、京都の八幡で仕事をした帰りに移したもの。