大阪市で教員として働く娘に、やっと連絡がついた。
ここ数日というもの、学校関連の雑用に追われ、実家に電話をいれる時間
もなかったほどだったと言う。
新型インフルエンザ騒ぎで学校は休校になっても、実質休んでよいのは生
徒だけなのだ。
昨日、一昨日に近所の青空市で手に入った新鮮なキュウリを用い、サンド
イッチを作ってみた。
材料は、サンドイッチ用に薄く切ったパン、バター、キュウリ。これだけ。
「ええっ。キュウリだけ? ハムや卵は入れないの?」
と驚く方。
一度食べてみて下さいな。
塩気のあるしゃきしゃきキュウリとバターの風味がマッチして、ほっぺた
が落ちるほど美味しいのだよ、これが。
作り方は簡単。
キュウリを縦半分に切り、種をとりのぞく。長めにスライスして塩をひと
つまみ。キュウリがしんなりしてきたら、布巾に包み、よく絞る。ここがポ
イント。これでもか、これでもかというくらいに水気を出してしまうのだ。
それを、薄くバターを塗ったサンドイッチ用パンに挟み込む。
これで完了。
食べていると、野菜のイノチはもちろん、それをはぐくんだ大地と太陽の
バワーまでおすそわけ頂いているような気になって、がぜん現実に立ち向か
う勇気が出てきた。
人は、「おいしいもの」(その人にとって)を食べないといけない。
さて。明日から仕事。またもペットフードだ。
犬猫に増えている病気やら彼らの健康によいフードやら、いろいろと情報
を集めないといけない。
こんなことにならなくても、今ある仕事を大切に丁寧にこなす。
その積み重ねで道がひらけていく気がする。