「すき焼きのたれ」(創味食品)のデモストレーション日が変更になった。
12日から9日へ。
連絡があったのは7日。
無理をすれば、9日、私はプライベートな予定を変更して現場に立てないこともなかった。
それでも心の隅に一抹の不安があり、
敢えて仕事をおろさせてもらった。
おさまりつつあった風邪症状と腰痛。
どうもすっきりしていなかったのだ。
こんなコンディションで販売が難しいこの商品を担当する自信は、
正直、ない。
断って正解だった。
生理痛も加わるトリプルパンチとなり、笑顔の下の内実は、青息吐息。
帰宅するや、塗れ雑巾のように身体が床に崩れた。
昨日は、けっきょく、一日ぐうたらぐうたら。
前回、北王路ビブレ店で実施した創味食品「すき焼きのたれ」
の
デモは大成功で、商品も完売だった。
味が良いぶん値段も高い。
そこで、このタレを使って作れるレパートリーを、
数多くかつ具体的に紹介したのがお客様に喜ばれ、
購買に結びついた。
一番受けたのが、みたらし団子のたれ。
「えっ!? すき焼きのタレでスイーツも出来るん?」
出来るんですよ。
タレに半分くらいの量の水と少量の砂糖を加え、煮詰める(比率は目安。砂糖も好みで)。
手間はこれだけ。
「ふうん。肉じゃがやきんぴらごぼうや魚の煮付けに使えるのは知っていたけれど、
おやつにまで利用出来るとはなあ」
すき焼きのたれでスイーツが作れる。
「えっ!?」と思わせる意外性が、予想外の反響をよんだ。
これは、生きていく他の場面においても、同じ。
窮地に陥った時の打開策として、応用出来る。
