携帯電話をはじめ、メールもネットも、もちろんLINEなどのSNSも遮断した状況にしばらく身を置くことを、デジタルデトックスと言うのだそうな。
正月明けの韓国お一人様クルージング旅は、まさにこれ。
もっとも、こちらから望んでデジタルデトックスしたわけではなく、電波条件が極めて不安定な海上に長時間いたことによる「偶然の結果」なのだが。
短い期間でもデジタルデトックスをするとどうなるか。
まず、初めはさすがに物足りなさを感じる。少し経ってその環境に気持ちが慣れると、開放感が押し寄せてきて全身を包む。同時に五官のそこかしこにこびりついていた余分な垢が剥がれる気がして、本当にカラダが軽くなる。
並行して感覚も研ぎすまれる。今回のクルージングで、空や海、風、光などの変化に逐一反応し、やがて見るもの聞くもの触れるものすべてが自分と一体化するような高揚感に襲われたのも、恐らくはそのためだ。
高揚感は、ご存知のように、ポジティブアドレナリン。人に自信をつけ、前を向かせ、新たなステップを踏み出させるパワーとなる。
もちろん、脳も若返り、思いがけないアイディアも。
皆さんも、機会をとらえてデジタルテトックスをしたら、いかが？
