小売業界は人手不足

昨日はオフ。一日中うつらうつら。
症状はあいかわらずながら、食欲が出てきたのはありがたい。

身体全体に寒気がする(はい。私は寒いんですよ。ストーブが必要なくらいに)こんな時は、韓国のスープで温まりたいところ。が、喉に刺激がありすぎる。
どっこい。豆乳を加えると、このピリリがまろやかになるのだ。炎症をおこしている喉にも全く苦痛でない。
ありがとう豆乳さん、と言いたいね。

さて、昨日の続き。

もしあなたに毎日、あるいはそれに近い頻度で行くスーパーがあったなら、一度店内のサッカー台(レジで勘定をすませ、カゴの中の商品を袋に詰める場所)あたりを見回してごらんなさい。
おそらく、「私たちと一緒に働きませんか?」みたいなコピーを並べた、スタッフ募集のポスターが目に入ることと思う(今日の現場である店舗など、店内のあちらこちら、それも目立つ箇所をねらって商品ポップとともに貼っていた)。

ちらりと目を通せば、雇用条件が以前よりはずっと緩やかになっていることに気付くはず。
「週に2日、1日3時間からでも可」。
「子育て中のママ大歓迎。土日祝休みのシフトもあり」。
「定年退職後のシニアも大歓迎。あなたの人生経験を活かして下さい」。
しかも、時給は、全般にいっときより大きくアップしている。
これら一連の変化は何を示しているか?
簡単明瞭。今、小売業界の現場は極端な人手不足なのである。一人でも多く働いてくれる人が欲しいのだ。

人数が足りないのに、扱う商品アイテムの増加やサービスの多様化を反映し、仕事量は増えるばかり。当然ながら、現行スタッフはギリギリの体制で業務をまわしている。
少々の体調不良では休めないわなあ(本人も周囲に遠慮して休まない)。

なぜこんなにも小売業界は人が足りないのか?
これまた簡単明瞭。もともと不人気なのに加え、離職率が極めて高いゆえん。
「どうして小売業は人気がないの?」
これについては、日本人の意識構造もかかわってくるね。
次回に。