仕事を好きになろう~仕事を「書く」すすめ

健康体でなるべく長く働き続ける秘訣の一つは、自分の仕事を好きになることだと、昨日の記事で書いた。さらに、「それは誰しも難しいことではない」とも。

実際、そうなのだ。仕事を好きになる、少なくとも嫌いでなくなるのは、あっけにとられるほど簡単に出来る。
自分の仕事を「書く」のだ。

「書く」と言うと、ブログを開設するとか日記をつけるとか、ちょっと大仰な行為に感じられるが、そんなに構えなくても、業務日報を書く気楽さで良い(業務日報は書く内容が定型化されているから書きやすいよね)。
その業務日報も、3行で完結出来る、超簡素版のやつ。
すなわち
「今日はどんな仕事をしたか」
「その中で、良かったこと、嬉しかったこと、楽しかったことなど、プラス要素の事柄があったか」
「反対に、悪かったこと、悲しかったこと、悔しかったことなど、マイナス要素の事柄があったか」
この3種が書かれていればOK。

具体的に、今日の私の仕事で示そう。

「今日はどんな仕事をしたか」=「キムチ鍋のもとを使ってのモヤシと豚肉の炒め」。

「良かったこと、嬉しかったこと、楽しかったことなど、プラス要素の事柄があったか」=「鍋以外の使い方が提案出来た」「キムチ味のピリ辛が、夏の疲れがあらわれやすい今、食欲を増すと言われた」「帰宅時に乗ったタクシーの中で、運転手さんから、高齢者運転について有意義な話が聞けた」。

「反対に、悪かったこと、悲しかったこと、悔しかったことなど、マイナス要素の事柄があったか」=「もやしを使う関係上、少量ずつしか作ることが出来ず、せっかく試食を求めてデモ場所に来られたお客様に提供出来なかったこたが、数回あった」。

プラス要素に比べてマイナス要素が少ないのは、アハハ、想像して下さいませ。
同業者なら、すぐわかるはず。

そんなことはともかく、この「簡易業務日報」を、騙されたと思って一週間続いてごらん。

あなたは、きっと自分の仕事を見直しているはずだ。