ここ数年、我々デモンストレーターの世界でも、ペーパーレス化が進んでいる。
すなわち、仕事打診はもちろん、業務指示書を受け取るのも、事後報告書を送るのも、すべてウェブ上で行うのである。
こうなると、ネットが苦手なデモンストレーターは、決定的に不利だわなあ。
「何月何日にこんな仕事があります。どうですか?」という依頼からして、まずはネットオッケーのデモンストレーターに打診していくからねえ、、、。必然的に、ネット苦手なデモンストレーターは、そのネットオッケーデモンストレーターが断った仕事をまわされるわけだ。
ここまで徹底していなくても、「現場の写真を撮って送る」ことを必須条件にしている案件は、最近よくある。
私がこの世界に入った2004年には、ほとんどなかったのだけれど。
ネットが使えない者は、今後、どんな世界であれ、淘汰されていくのだろうか。
そう言えば、最近よく話題になっている「キレる老人」も、ここいらが一因となって出現している気がする。