大蛇に呑み込まれる夢~原点復帰

昨晩、大蛇に呑み込まれる夢をみた。
「えーっ?」
と、オドロキ・モモノキ・サンショノキではないが、そう目を剥きなさんな。
夢の中の私は、実は少しも怖くなかったのだから。
呑み込まれている最中にも、まわりを見渡していたくらいだ、、、長いものが大の苦手な、この私が。

この夢は何を意味するか?
現実への不満や焦燥、あるいは未来に対する不安からの逃避願望、同時に、胎内回帰(=原点復帰)志向ととらえて良いか。

そもそも、ヘビの生態からして、
「生き物たるものこうでなくっちゃ」
みたいなところがある。
ヘビというだけで、忌み、嫌われ、恐れられ、小枝や棒でシッシッと追い払われ、足で踏まれ、石を投げつけられ、それでも、石垣の隙間に隠れ込んだり、草むらに身を潜めたり、土の中を這いずり回ったりして生き抜くしぶとさよ!
生を全うすることは、基本的にこんなものなのかも知れない。

もっとも、そのしぶとさあってこそ、人々はヘビに時に神を見、ご利益を託し、ご都合よく薬や精力剤にもなっていただいたのだ。
嫌悪感も行き着くところまで行くと、畏敬と賞賛に変わるあらわれの一つか。

ちなみに白ヘビや大蛇が登場する夢は吉夢が少なくないのだそうだよ。