自分の「ウリ」を知る。

昨日の記事で、クレジット会社で債権回収の仕事に就いたOLの手記を話題にした。そして、彼女の立派なところは、「回収成績が良い先輩や同僚の交渉術を観察し、参考になりそうな部分は素直にとりいれて自分なりに消化。その上でさらに工夫を重ねたことだ」とも書いた。
実は、このことは、仕事のスキルアップにつながる他に、もう一つのプラス面をも与えてくれる。
自分の「ウリ」を知るきっかけになってくれるのだ。

機会があれば、スーパーやデパートなどで「イイ線をいっているな」(担当商品がそこそこ売れている)と感じるデモンストレーターの仕事ぶりを、しばらく見ていてごらんなさい。
それぞれに(デモンストレーションの)性質が違うことに気づかれると思う。

ある人は元気の良さで売っている。
ある人は接客のやわらかさで売っている。
ある人は料理のうまさで売っている。
ある人は押しの強さで売っている。
ある人は商品知識の豊かさで売っている。
いずれもの人も、自分の「ウリ」を前面に出しているのだ。
自分の「ウリ」を知っているデモンストレーターは強い。その自信は、当然ながら商品販売数に反映されてくる。

さて、かく言う私自身の「ウリ」は何か。
それは次回に述べたい。

写真は、何度か宣伝販売を担当させていただいた、韓国産唐辛子の「糖調唐辛子」。
この唐辛子の「ウリ」は何と言っても「辛くないこと」と「生でも食べられる」ことの二つだ。

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