トリがトリを売っている?

 昨日はコープ洛西店にて、麓鶏(ふもとどり)のデモ。
 佐賀県里山で、澄み切った大気のもと、平飼いでのびのびと育った鶏の美味しい肉を、塩と胡椒だけで焼き、お客様に味をみていただいた。

「あんたの顔みたら美味しそうやから、昼からまた買いに来た」
 こうおっしゃったお客様がいた。

 どういうこっちゃ。
 そりゃ、私は酉年生まれのせいか、姿形も声も雰囲気も立ち居振る舞いも性格も「ニワトリそっくり」とはよく言われるんだが。
 トリがトリを売っていると思われたのか?
 
 ここで思い出したのは、奈良県に近い某スーパーの中の精肉専門店にいた、子ブタちゃんみたいな女の子。色白でぽっちゃりしていて、小さい目と、上を向いた大きな鼻を持つ彼女は、その愛嬌と全体の可愛らしさもあり、その店の看板娘だった。

 人の外貌は、誰しも、何らかの動物に似ているんだそうな。
 サル、ゴリラ、キツネ、タヌキ、トリ、リス、ウシ、ブタ、カバ、ネズミ、カエル、金魚などの魚、その他(歴代首相に例えたら、麻生さんはサルであり、鳩山さんはトリである)。
 このうち、男女ともに人気ナンバーワンは、どの動物だと思う?
 美形のキツネ? 愛らしいリス?
 ノーノー。
 
 正解はサルなんである。サルルックスが、年齢性別を超えて一番モテるのだ。
 そう言えば、サル顔の人気者って、人種を問わず、多いよね。トップモデルで女優としても注目されている水原希子ちゃんも、角度によってはサルルックスだし。

 では、他の動物ルックスが魅力がないのかと言うと、そんなことはない。
 タヌキにはタヌキの、ウシにはウシの特徴があり、良さがある。

 トリルックスの私(かな?)も、自分のキャラをいかすべく、行動しながら模索していこう。