南国を象徴するフルーツの一つであるパイナップルが、ごくさりげなく我々の食卓にあがるようになったのは、いつ頃からだろう?
以前に読んだ新聞記事によると、川端や三島の翻訳で知られるドナルド・キーンが昭和二十七年に日本の知人への土産にパイナップルを持参したところ、知人は家族全員を呼び、パイナップルを中央にして記念写真を撮ったそうな。
それくらい、実物は滅多に見られない、高級フルーツだつたのだ。
このパイナップル。日本国内では、沖縄か、せいぜい奄美大島でしか栽培出来ない?
パイナップルに似たソテツなら、ここ京都でもよく見かける。
ソテツも食べられない?
薬にはよく使われるらしいけれど。