早く来てくれ 宅急便

 全身をおおう脱力感がおさまらない。
 頭も重い。脳の中心にクサビを打ち込まれたよう。
 吐き気もする。

 原因は明白。
 一昨日の、コープ洛西での仕事がこたえた。
 連日の雨で気温自体が下がっていたところへ、デモ場所が冷気の強いコーナー。
 持参したセーターやカイロなど、何の約にも立たなかった。
 
 甘かったね。
 ついこの間までは念のために保温用のTシャツやハイソックスを持参していたのだけれど、六月も近いからと、五月下旬に入るとやめていた。
 荷物にもなるし。
 季節が夏直前になってこんなに寒くなるなんて、想像だにしていなかった。

 マネキンにとって、寒さは一種の拷問。だって、ほとんど動かないんだもの。身体を温めようがない。疲れ方も全く違う。
 昨日は、現場に向かう車中から眠くてたまらず、仕事は気合いだけでこなした(幸い、完売だった)。

 一秒でも早く横になりたいのに、宅急便を待っている関係上、出来ない。
 朝の八時に
「午前中に持ってきてね」
 と、宅急便屋のコールセンターに電話をかけたが、まだ来ない。

 もっと細かく時間指定すればよかったのかしら。
 ああ! 休みたいよー。
 こうして文字を打っている間にも、来てよー、宅急便。

 写真は先週の土曜日の現場、コープ竜田川店におもむいた際、道で見かけたお地蔵さん。
 土砂降りの雨の中で撮ったのでぼやけた写りになってしまったが、お地蔵さんも身を打つ冷たい雨
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に耐えているのかと思うと、同情してしまった。